辞めたい！うつ病になった30代SEが感じたリーダーの辛いところ3選

「リーダーって辛すぎる…」

SEも30代になると、キャリアップで段々とリーダーとして活躍する人も増えてきます。でもそんな中には、リーダーが苦手で非常に悩んでいる人もいるのです。

実はSEってどちらかというと1人でもくもくと仕事をする人が多く、リーダーのように人を引っ張る人って結構少ないんですよね。

なのでSEの現場ではこんな意見も多いです。

「人が決めた方針に従うのが楽なんだけど…」

「自分の責任になるのが嫌だなぁ…」

「自分の意見に反対されたらどうしよう…」

「お客様と交渉するのが本当に嫌だ…」

「人前で話すのが苦手で脂汗かいちゃう…」

う～ん、どうですか？中には同じようなセリフをついつい言ったことがある人も多かったのではないでしょうか？そしてそんな方に私からひと言、

「SEでリーダーを辛いと思うのでしたら転職するのが一番です！」

こんなことを言うと見も蓋もありませんが、SEって最終的にはマネジメントをするのが主の仕事なのです。

そしてリーダーとは段々とキャリアアップしていく段階の1つで、SEとして成長するためには絶対にやり遂げなくてはいけない段階なのです。なので苦手とか言っても、多くの会社では社内的には許されないものとなっております。

しかし現実的には、リーダーに向かない人も中にはいます。そしてリーダーに向かないのに無理してリーダーを続けて、うつ病寸前までいった人も大勢いるのです。

ちなみに私もその一人でした。

ということで今回は「リーダーをしていて特に辛い」と感じることを紹介いたします。

そしてもしリーダーを辛いと感じるならば、何故転職をしなくてはいけないかを実体験と合わせて紹介するので、是非読んでくださいね。

辛いこと1：自分の責任が重い

まず1つ目の辛いことは「自分の責任が重い」ことです。

リーダーになるということは、ある程度自分の責任で判断しなくてはいけません。例えば見積もりだったり、スケジュールだったりと色々なものを自分の責任で判断いたします。

その分やりがいもある反面、

「失敗したときの責任がかなりキツイです」

私もリーダーをしたときに、色々な責任を取らされました。

中でも特に責任が重かったのが作業工数の見積もりミスです。ある案件で見積もりをしたのですが、私の計算ミスによって100万円ほど見積もりが足りなかったのです。このミスによって上司からは「それはお前の責任だろ！」と朝3時まで叱責され、この分の作業は私がサービス残業で補いました。

他にもサーバーなど機器の見積もりミス、レビュー漏れ、作業ミスなど、私のプロジェクト全てが私の責任になってしまったのです。

いや～このときは本当に辛かったです。だって何かあるとすぐに上司に「何でそうなるのか詳しく教えて欲しい」とか言われて、朝まで説教ですからね。

最終的にはあまりにも責任を取らされるため、私は全てに慎重になってしまい、全く自分で決断できなくなっちゃいました。そして何か決める際は、毎回上司にチェックをお願いしてたら「お前で判断しろ！」と怒られる有様。

だって責任が重くて夜も眠れなくなるくらい悩んでいるんですもん…。

この頃からですね、夜中に急に涙を流しながら起きるようになったのは。

辛いこと2：社内の反対意見に耐えられない

2つ目の辛いことは「社内の反対意見に耐えられないこと」ことです。

リーダーになると、社内からの意見が全部自分に向けられます。プロジェクトが上手く行っているときだと良いのですが、うまくいかなくなると色々と方針に反対意見が出てきます。

そして、

「私は社内の反対意見をもらうたびに胃が痛くなりました」

実際に社内の人って、基本的に味方なのです。しかしそんな人たちに反対されると、本当にキツイし、辛いんですよね。

中でも特に文句を言われるのが、プロジェクトの方針でしたね。

例えば社内の設計書レビューが週1だと多いとか、お客様との進捗報告が隔週だと多すぎるとか、設計書はそこまで書く必要無いだろとかとか。うっせーバーカって感じですよ。

実際にリーダーをしていない人って、リーダーの気持ちが分からないから言いたい放題なのです。

そしてすべての意見を取り入れると進まないので、自分の判断で進めると「意見を無視した」とか言われるんですよね。

私が何かする度に、社内から都度言われ続ける。あのときはあまりにも言われて心が病んでいたので、何をするにも自信が無くなってしまいましたよ。

よく会社に出社しようとしても、玄関から足が動かなくなったのはこの頃からでしたね。

辛い3：お客様との交渉がキツイ

まず3つ目の辛いことは「お客様との交渉がキツイ」ことです。

リーダーになると、社内だけではなくお客様との交渉をしなくてはいけません。そしてお客様は要件変更、無茶な納期、そもそも契約外のことなど、色々な要求をしてきます。

そして実際に分かったのですが、

「お客様の対応って本当にキツイのです」

結局お金を出す人って、発言権が強いんですよね。いくら無茶を言われても、ある程度のところは聞かないといけないので…。

実際に対応していると「この対応を30万円(実際は200万)でやってほしい」とか「明日までにこのサービスが使えるようにして」とか普通に言われます。

そしてどれだけ工数が必要かとか、そもそも工数的に無理なことを伝えると「だからやれって言ってんだろ！」とかメチャクチャ怒られたりするんですよね。

そんなことばかりなので、最終的にはお客様と話すというだけで手が震えるようになってしまったのです…。

私の言っていることは間違いでは無いんですけどね…。何で怒られたんだろう？

結局私はどうしたか？

ここまでリーダーをした場合の3つの辛いことを紹介しました。

このような辛いことを毎日受け続けた私は、ある日仕事中に倒れて病院に搬送。そして検査の結果「うつ病」と診断されたんですよ。

このときはまさか私がうつ病になるとは、夢にもおもいませんでした。それゆえに本当にショックでしたね。

それから私は3ヵ月会社を休職し、それから復職しました。しかし復職後ははっきり言って地獄だったのです。

まず朝会社に向かおうにも玄関から足が進みません。そして仕事中は手が震えだし、全く仕事をすることが出来ず、早退する日もよくありました。更に夜中には全く寝付けず、寝られても急に起きて泣き出してしまうような日々が続いたのです。

そんな状態なので、休職、復職、休職を繰り返していたんですよね…。

そんなことを繰り返せば、社内からの風当たりも強くなり、結局私は会社にいられなくなりSEから異業種へ転職したのです。

異業種へ転職してから1年後、信じられないことにうつ病が治ったのです。その理由は、

「SEを辞めたからです」

色々と考えたのですが、やはりSEという職業が私のうつ病を発症しつづけさせたとしか思えません。その証拠にSEをやっていたときは常にうつ病の症状がでており、SEの仕事をしなくなった途端その症状が消えましたからね。

やっぱりSEの仕事をすると、どうしてもリーダーをやっていたときの記憶が蘇ってきてしまい、ダメなんですよ…。

参考までに私の他にもリーダーが合わずにうつ病になった人も10人程度いましたが、全員SEの仕事が合わずに異業種への転職をしました。そして驚くことにその中の9人がうつ病から回復したのです。

なのでやはり転職は非常に効果的なんですよね。

それではSEのリーダーに向かない人はどうすれば良いの？

それではあなたがリーダーに向かないで、うつ病寸前まで苦しんでいる場合はどうしたら良いのでしょうか？

その場合は、

「転職をおすすめします！」

今回紹介した3つの辛いことって、SEでリーダーをやる限り絶対に乗り越えなくてはいけないことです。ですので1つでも耐えられない場合は、そもそもあなたはリーダーに向いていないのです。

そしてリーダーを任せようという方針の会社というのは、経験を積んだSEはみんなリーダーとして育てる会社なのです。そういう会社はもしあなたがリーダーを断っても、再度またあなたをリーダーとして育てようとします。

実際に私も一度断ったのですが、会社の方針としてリーダーをやらされ続けましたからね。

そして結果的に自分には向かないリーダーをさせられ、いずれうつ病にかかり、退職せざるを得なくなります。これは私も周囲の人を見てきましたが、リーダーに向かない人はことごとくうつ病になってしまいましたからね。

なのでもしあなたが今リーダーをやらされ、毎日が辛くうつ病にかかってしまいそうならば転職活動を始めるべきなのです。

「でもいずれはリーダーに慣れるかもしれないからもうちょっと我慢しても良いのでは？」

とか言わないでくださいね。

そもそもリーダーの資質がある人は、今回紹介したようなことは辛いと感じません。なので今回紹介した辛いことが1つでも当てはまったらあなたはリーダーとしての資質が無いのです。そんな状況で仕事を続けるといずれ仕事ができない体になります。

だからこそ、今動けるうちに転職サイトに登録して転職活動を始めるべきなのです。転職って、今を辛いと思っている人こそすぐに始めるべきなのです。だってまだ大丈夫な今うちにしないと、いずれ倒れたりして転職先が見つからないまま退職になってしまうからです。

なのであなたは今すぐ転職サイトに登録すべきなのです。

そしてそれくらいも出来ないようでは、永遠にリーダーをやらされますよ。

人には向き不向きがあり、あなたはリーダーに向いていないのです。そんな苦痛を感じながらリーダーを続けるのですか？少しでも嫌だと思うのでしたら、今すぐ転職活動を始めましょうよ。

ちなみに転職サイトは無料で、登録まで5分もかかりません。なので今すぐ登録してください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回は30代SEがリーダーをしてうつ病寸になるまで追い詰められた、3つの辛いことを紹介しました。それでは今回のまとめです。

• 辛いこと1：自分の責任が重くなってキツイ
• 辛いこと2：社内の反対意見が思った以上に心に刺さる
• 辛いこと3：お客様との交渉が泣きたくなるくらいしんどい
• 結局私はうつ病が治らないためにSEから異業種へ転職した
• リーダーに向かない場合は今すぐ転職しないとダメ

となります。

最後に私からひと言、

「SEでリーダーを辛いと思ったら今すぐ転職すべきです！」

今回私はリーダーをしていて辛いことを紹介しました。そしてそのうちの1つでも当てはまったら、その人はリーダーに向いていないのです。これは私もそうだし、私の周りの人もそうでした。

そしてリーダーに向いていないままリーダーを続けると、かなりの確率でうつ病となります。そしてそうなったら最後、SE以外の異業種へ転職しない限りうつ病は治らないのです。

ですのでもしあなたがリーダーを任され、辛いと感じているのでしたら、うつ病になる前に転職サイトに登録をしてください。うつ病になってからでは遅いですよ！

「でも今忙しいから登録は明日以降でも良いよね」

とか言っていちゃ絶対にダメです。

転職って明日、明後日と先延ばしにする人は間違いなく転職は成功しません。理由はそういう人はいつまで経っても行動しないため、気が付くと年齢を重ねてしまい転職できなくなってしまうからです。

逆に言えば今すぐ登録して、すぐに転職活動を始められる人は間違いなく転職に成功します。理由としては、転職って年齢が若ければ若いほど有利だからです。なので今すぐ行動できる人は、遅い人よりも数ヵ月年齢が若くなりますからね。たった数ヵ月ですが、転職ってその数ヵ月が運命を分けるのです。

特に30代なんて言ったら、とにかく若い方が有利なので1分でも1秒でも早く登録して行動することに意味があるんですよ。

そして最後に忠告ですが、1度うつ病になったら本当に治りません。なのであなたが少しでもリーダーを辛いとかんじるのでしたら、うつ病になる前に転職活動を実施し、あなたの満足のいく人生を送ってください。

1度しかない人生、絶対に後悔しないでくださいね。

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