仕事ができない、大手企業の20代SEのあなた!
私も経験がありますが、SEで仕事ができないのって本当に辛いですよね。
プログラミングもできない、手順書や資料を作ってもほとんどが作り直しということもよくあります。更に同期には抜かれ、周りの人にこそこそと馬鹿にされたりするのは本当に辛いです。
そしてそんな状態が続くと、
「本当に死にたいほど辛いと感じるようになります!」
実際に私は、あまりの辛さに最終的には会社に行けなくなり1ヵ月ほど休みました。
当時はうつ病に近い状態で、朝起きても立てなかったり、玄関から前へ進めなかったりしたのです。それくらい辛かったですね…。
ということで、全く仕事ができない大手20代SEの悲惨な体験談を紹介します。
今回は私の同期のお話をします。本当に壮絶ですので、同じ悩みの人はぜひ見てみてください。
目次
私のプロフィール
始めまして、私はYと申します。
それではまず、私のプロフィールを紹介いたします。
・学歴:都内の私立大学卒業
・学部:理工学部 物理学科
・性別:男性
・年齢:29歳
・入社年数:7年目
・職業:SE(システムエンジニア)
・会社:某大手企業(有名大企業)
・人数:10000人以上
・年収:550万円程度
となります。
私は地方出身で、その地域の有名高校を卒業しました。そしてそのまま有名私立大学に進学し、物理学を専攻しておりました。
大学時代はプログラミングの経験はありませんでした。ですが元々有名企業で働きたいため、たまたま私の学部にある大手企業からの推薦があったため、使ってみたら今の会社に合格したのです。誰もが知っている大企業ということで、そのまま就職しました。
職種はSEを希望しました。理由はIT系って言うと、何となく響きがカッコイイからです。
そして就職後の業務内容は、客先常駐先でインフラ構築を実施しております。内容とすると、主にマネジメントとなり、中小企業、零細企業のSEに指示を出してシステム構築をしております。
まあ大雑把に言うと、私たち所謂元受け企業として、お客様から仕事を受注。それを下請け企業に発注するという流れになります。
ちなみに勤怠は出勤は朝8時40分まで、退勤は17時30分までとなります。これは客先常駐のお客様に合わせた勤怠です。
残業自体は波があり、基本的には遅くても20時までには帰れます。忙しいときは22時頃まで働くこともあります。ただし毎日2時、3時ということは今まで無かったです。
そして年収は残業込みで550万程度となります。20代の未経験SEでここまでもらえるって、流石大手企業って感じですね。
と、私のプロフィールは以上です。
それではここからが私の思い出したくない、仕事ができないエピソードとなります。
私の新人教育時代
まず最初は、私が大手企業に新人で入った時の話からです。
うちの会社の新入社員は、まず新人教育を受講します。
当時は4月から11月まで新人教育が実施されていました。内容とすると、4月~5月は社会人としてのマナー講座、6月~8月はSE・営業の実践的な実習。9月~11月はSE or 営業実習となり、12月から本配属となっておりました。
入社当初の4月~5月は、簡単なマナー講座ということで名刺交換や礼儀、後は社会人としての常識(質問の仕方など)を徹底的に学びました。
そして6月からSE実習として、プログラムを学びました。私は元々理系ということもあり、プログラミングは出来るかと思っていたのですが、
「なかなかプログラミングを覚えられなかったのです」
実際にJavaを使って、授業でプログラミングを実施していたのですが、他の人よりも遥かに遅いのです。というか出来ないこともかなり多かったですね…。
この時は相当焦りました。
元々私は、休みの日は仕事をしない人です。ですが当時は相当焦っていたため、プログラミングの本を買って、休日にとにかく一生懸命プログラミングの勉強をしました。もう毎週のように勉強を繰り返しましたね。
それでも私はJavaのプログラミングが、出来るようになることは無かったのです。
このころから私はSEに向いていないんじゃないかと、少しずつ感じておりました…。
遂に職場配属
新人教育も終わり、12月になったところで私は職場配属されました。
私の配属先は、ある地方の大企業の常駐席です。所謂、客先常駐です。
そこは大手企業のプロパーSEが6人、地元企業のBP(ビジネスパートナー)のSEが10人程度常駐している、そこそこの規模の客先常駐席でした。
当初は20代の新人ということもあり、多くの人が私に色々と教えてくれました。
プログラミングや、設計書の書き方、手順書の作り方などです。当時は全てが新鮮で、本当に一生懸命勉強しました。
そんなことを教わりながら1年が経過したところ、徐々にある問題が判明するのです。
それは…
「私が全く仕事ができるようにならないということです」
具体的に言うと、プログラミング1つできないのです。
私が担当しているシステムは、パッケージで補えない部分は全てツール(C++で作成)を作成します。そのためC++をその1年間、勉強してはいたのですが全くツールを作れるようにならないのです。
実際に頭ではわかっているつもりでも、設計書は書けず、プログラミングもできない、できたとしてもコンパイルエラー。1週間かけてやっと出来ても、テストもボロボロで結局代わりに先輩が作成という有様でした。
後日そのツールを先輩(20代後半)が1日で作り上げて、テストも完了していたのを見た時は、涙を流しました…。
あの涙は悔しさもありましたが、情けなさの方が強かったですね…。
あとは手順書も全然作れませんでした。
あるとき、担当システムで作業があるために、私が手順書を作成しました。そしてレビューしてもらうと、中身はボロボロ。
例えば入力するコマンドが間違っていたり、必要なコマンドが無かったりしました。やっと出来上がった手順書を使って、開発系で試してみると…
データが消えるという有様(これ本当です…)。
とんでもなく怒られた上に、またしても先輩(20代後半)が1日で作り上げておりました。
この原因は全てに共通しているのですが、私は、分かっているつもりで分かっていないんですよね。何で理解できないのかに当時は本当に悩みました…。
私はいつからシステムが理解できるんだろう…と。
3年経っても仕事ができない
3年目に突入した私。
20代も後半に差し掛かり、仕事ができないことに焦り始めました。
そして私は仕事ができないことを自覚したので、このころから家で勉強をしておりました。休日は家でSEの本を読んだり、プログラムの勉強をしたり、ネットワークなどのインフラの勉強をしたりしておりました。
また3年目になると、大手企業のSEは20代でも、更にやることが増えてきます。報告書を作ったり、お客様に報告したりと、色々なことを実施するのです。
元の実務に加え、それらも頑張ったのですが、
「やっぱり仕事が出来るようになりませんでした」
元々の実務のプログラムや手順書作成は依然できないまです。
じゃあ他の報告書など新しい仕事はというと…やっぱりできないのです。
例えば報告書を作成しても、直しの量が膨大なのです。
主語が無い、流れが悪い、表現があまり良くない。とにかく修正の量が膨大で、修正をいただくたびにかなり凹んでいました。
流石に全体の50%近くを赤で直されると泣きそうです。あまりの辛さに、泣きながら帰ったこともあったくらいです。
他には、お客様説明の時が苦痛です。
お客様と打ち合わせを実施するときに、システムの概要だったり、進捗状況だったりをお客様に報告します。その際に必ず
「何を言っているのか分からない」
と言われるのです。
そしていつの間にか、下請け企業のSEが私の代わりに話し始めるのです。これだと大手企業の、私の立場が無いんですよね。
分かりづらいのではしょうがないかもしれませんが、凄く惨めです。
あとは私が仕事が遅いのです。
資料作成、プログラム、システム構築など、様々な作業において、とにかく私は他の人より遅いのです。例えばサーバー構築でも、同じ手順書を使っても、他の人よりも確認が多く、時間が余分にかかります。
他の人が3時間で終わらせる作業を、私は6時間ちかくするのもザラです。
更に私の方がミスが多いという悲惨さです…。
もう何をやっても、人より劣るのでこの頃は結構色んなところで泣いておりました。客先常駐のトイレだったり、帰りの夜道だったりと。それくらい悔しかったのです。
この頃から自分が惨めになり、家で落ち込むことが多くなりました。
ショックなことが多くなる
7年目に突入すると、流石に20代と言っても、私は「仕事ができないSE」のレッテルが貼られて、非常に惨めが立場になりました。
そして
「精神的にも相当追い詰められてきます」
特に精神的に着たのが同期に抜かされたことです。
7年目と言えば、20代でも、段々と昇進する時期です。
私の職場にはSEの同期が2人いて、その二人が同時に昇格したのです。一方私はと言えば…
「未だに平社員のままなのです」
あの時は相当ショックでしたね。私が仕事ができないのは認識しておりましたが、このように現実を見ると流石に辛かったです。
あとは飲み会の場が本当に嫌でした。
飲み会に行くと酒が入って、ついつい色んなことを言ってしまい勝ちです。すると、いつも遠くで私を馬鹿にする声が聞こえるのです。
「だからあいつは、何も考えていないだけなんですよwww」
これは「誰が」とは言っていないですが、明らかに私のことを言っているのです。まあこの方たちは、普段から私をそのような目で見ているため、酒が入るとついついそのようなことを口に出してしまうのです…。
まあ実際に私は仕事ができないのでしょうがないです。
でも悪口を堂々と言われるのは、流石に堪えましたね…。
そしてこの頃から、私の体に異変が起こり始めるのです。
会社を辞めたいと思う日々
流石に7年目に突入しても、全く仕事ができない私。
思い起こすと、こんなことが挙げられます。
何をしても手直しが発生する日々…
仕事が遅く毎日残業する日々…
同期と明確に差をつけられ惨めな日々…
常に陰で馬鹿にされる日々…
そしてここら辺から私の身体に異変が起こるのです。変にプライドがある私。多少馬鹿にされても、会社に休まず出勤しておりました。
しかし…
「あるとき急に会社に出社できなくなってしまいました」
それは朝起きた時に立ち上がれなかったり、朝ごはんを食べていると急に吐いたりと症状は様々でした。あとは玄関で靴を履いたはいいですが、ドアを開けられなかったりと症状は様々です。
そして初めて1週間連続で休みを取ったのです。
そしてしっかりと休んで会社に行こうかと思ったのですが、休日を過ごすとまた会社に行けなくなったのです。
これはどういうことかというと、土曜日、日曜日と休んでいるときにどんどん鬱になっていくのです。
この理由ですが、休日って月曜日の出勤が段々と近づいてくるのが分かるので、それが本当に嫌になって精神的に病んでくるのです。
例えば土曜日の朝9時になると、明後日の今頃は出勤しないといけない…と思うのです。そして日曜日の朝9時頃になると、明日の今頃には出勤しないといけないと段々と鬱になってきます。
そして日曜日の夕方にはもうかなり落ち込んでいます。あと12時間後には出勤だろうと。
一番嫌なのが22時あたりですね。ここら辺になると、朝目を覚ますと出勤しなくてはいけないのでとにかく眠れないのです。それくらい起きるのが怖いんですよね…。
もうこのころになると私の精神はボロボロで、死にたいと思い始めたくらいです。
結果として、1ヵ月間まったく会社に行けなくなって休み続けました…。
結局どうしたか?
半ばうつ病近い状態になった私。
そんな状況まで陥った私が取った行動は、
「転職しかありませんでした」
私は色々と考えたのですが、一番の原因はSEという職業だという結論に達しました。この7年間考えましたが、やはり私はSEに根本から向いていなかったのです。そのためまずSEを辞めることが重要だったのです。
そして異動という手もあったのですが、それも諦めました。
理由とすると、私の会社自体が大手SIerのため、SEという業種から離れることはまず無理なのです。そのため異動しても、絶対にSEという業種に関係するため、会社自体を辞めないとダメだと考えたのです。
以上を考えた結論として、
今の状況から脱するには転職しかないと考えました。
そして私が選んだ転職先は、全くSEと関係の無い異業種を選びました。実際には転職サイトに登録して、いくつかの会社の面接を受けて転職に成功しました。やはり20代、大手出身ということもありそこまで苦労なく転職できました。
そして今はある会社の営業として働いております。
じゃあ今の仕事はどうかというと、
SEをしている時に比べると天国のようです。
仕事内容も把握できるし、把握できるから報告書などの作成もすらすら出来ます。何より仕事が楽しいと初めて感じました。
今の職業を考えると、やっぱり私はSEに向いていなかったんだなと感じました。
私と同じ状況のあなたへ
そして大手企業のSEをしている20代のあなたへ。
仕事ができない状況って本当に辛いです。それって、本人じゃないと分からないことだと私は思っております。
思ったようにプログラミングができない、資料はいつも作り直しをさせられる、同期には先に出世され、飲み会の席では馬鹿にされる…。
どれも味わったことがある人にしか、その気持ちは分かりません。そしてその経験は本当に辛く、いつかダメになってしまう可能性があります。
もしあなたが私と同じような状況でしたら…
「転職をおすすめいたします」
私も7年間SEをしておりました。そして少なからず色んなSEに会ってきました。その中で言えることは、
「どうしてもSEに向いていない人がいる」
ということです。
そしてSEに向いていない人って、どう努力しても、仕事はできないのです。私もそうでした。そして他の仕事ができない人達も、みんなそうでした。
そしてそういう場合は、ずっと苦しむのではなくて、思い切って転職をするのが良いです。どうやっても仕事ができるようにならないSEの仕事よりも、新しい可能性に賭けた方が絶対に良い人生が送れます。
現に私がそういう人生を送っておりますので。
そしてもしあなたが転職を一瞬でも考えているのでしたら、今すぐ転職活動を始めるべきなのです。
ただ勘違いしないで欲しいのは、闇雲に始めろと言っているわけでは無いです。
今すぐ転職の一歩を踏み出す、つまり、転職サイトに登録すべきだと言っております。
転職はとにかく思い立った時に行動しないとダメです。理由は今の仕事で疲弊したりして、なかなか行動できなくなったしまうからです。私は転職したいけど、今の仕事に追われて結局視転職できずにうつ病になって、人生をダメにして閉まった人を何人も知っております。
だからこそ、転職と思い立った時に転職サイトに登録して希望を見出す必要があるのです!
そしてそれくらいの行動くらいできないと、これから先何もできないですよ!ですので、私なんて…なんて思わずとにかく登録してください。
転職サイトは「登録無料」でわずか5分で登録可能です。悩んでいる暇があったら、とにかく転職サイトに登録してみましょう!
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まとめ
いかがでしたか?今回は大手企業の仕事ができない、20代SEの悲惨な体験談を紹介しました。それでは今回のまとめです。
- 私は新卒で大手企業のSEになった
- 新人時代からプログラムなどは向いていない気がした
- 1年目から少し仕事ができない気がしていた
- 3年経過しても全く仕事が出来なかった
- 7年経過すると馬鹿にされだして耐えられなくなった
- 最終的に会社に行くことが出来なくなった
- 結局異業種へ転職する道を選んで、今は仕事が充実している
- 私と同じ状況の人は転職を進める
となります。
当時を思い出して、ここまで記事を書いているのですが、やはり胃がキリキリと痛みます。それくらい私は、SEをしていたときが嫌でしょうがなかったです。
そして私と同じ境遇のあなたに一言、お伝えします。
「あなたがSEの仕事ができないと感じたらすぐ転職すべきです!」
私が申し上げた通り、SEには向き不向きがあります。そして向いていない人は永久に仕事ができません。これは私の体験談や、他のSEを見てきた経験談から申し上げております。
もしあなたが少しでも、「仕事ができない」とか「SEに向いていない」と感じるのでしたら転職を考えてみましょう。
そして…
一度でも転職を考えたことがある人は、まず転職サイトに登録すべきです!
そんな焦らなくても…
とか絶対に思わないでくださいね!転職は1分1秒が勝負です。もしあなたが今登録しなかったら、あなたが希望する会社に出会えないかもしれないのです。それは募集の定員が集まってしまったり、掲載期限だったりと理由は様々です。
それくらい転職サイトに登録してある会社は、日々流動的に動いております。人気のある会社ならば、尚更です。
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