SEを辞めたいあなた!
私SEに向いていないかも…そう思っている方もいらっしゃるでしょう。
SEって実際にやってみると、結構想像と違ったと言われる職業です。そのため、想像とは違ったという理由だけでSEを辞める人が非常に多いです。でもですね、辞めるのはちょっと待ってください。
「実はSEを辞めなくても何とかなるときは多いのです!」
えー嘘だ!という人も多いと思います。しかし、私も周りの人を見てみる限り、SEに向いていない思っている人ほど、そうでもない人が多いです。いやむしろ向いているのに、向いていないと考えている人が多いのです。
実際にSE向いているのに、勘違いで辞めるなんてもったいないですよね。
ということで本当にあなたがSEに向いていないのか、チェックしてみましょうね。
目次
向いていない原因を見極めることが大事
まずあなたがSEを辞めたいと思う前に、何でSEに向いていないかを考え直しましょう。なぜならですね、
「その理由によっては、特に問題ない場合があるからです」
実際に私は、多くのSEを見てきています。更に私も入社以来ずっとSEに向いていないと思っております(今もですがw)。
ですが、全然問題無い理由なのにSEに向いていないと思う人が多いこと、多いこと。見ていて「ああ、そんな理由で辞めるなんてもったいないなぁ…」という人が多いです。
日本の社会では、実際に転職したら年収は下がる可能性も高いし、良い会社に行ける可能性も下がる可能性が高いですしね。
そんな私の経験談や周りの人の事例を紹介しますので、あなたがSEを辞める前にもう一度考え直して欲しいと思います。
ということで原因分析をしてみましょう。
理由①:ITが好きじゃない
あなたがSEに向いていない理由として、1番最初に挙げられるのが「ITが好きじゃない」ことです。これは結論から言うと、
「実際にITに興味が無い人は辞めた方がよいかもしれません」
それくらい重要な問題です。そしてSEなのにITに興味が無い人って結構いらっしゃるんですよね。それではなぜITに興味が無いと、SEとして致命的なのかを、解説していきます。
パターン①:新しい技術を知ることができない
まず1つ目の理由です。
IT業界は日進月歩の世界です。今のトレンド技術が明日には無くなっているかもしれません。それくらい進歩が早い世界です。そしてこれらって、興味が無いとなかなか気づけない。
つまり、
「ITに興味が無いと新しい技術を知ることすらできないんです」
どれだけ技術の進歩が早いかというと、例えば5年ほど前は、持ち歩きと言えばノートPCでした。しかし今ではタブレットだったり、スマホだったりと技術のトレンドはどんどん変化しております。
また企業でも、社内のノートPCを仮想PCへ移行するのがトレンドでした。しかし最近は安定している理由から、また物理PCがトレンドとなりつつあります。
そのようなトレンドはお客様にも求められるので、常に知らないと相手にもされないのです。これらの技術って、本当に興味が無いとなかなか知ることができないんですよね。
SEって結構閉鎖的で、あまり外の世界と関わったりしないので…。ですので興味がある人ほど、こういうトレンドを知ることができるのです。
逆言えばITに興味が無い人はトレンドを知ることができず、時代に取り残され、お客様に聞かれても回答できません。
ああ…この間まだ仮想PCがトレンドと回答してお客様に呆れられたことを思い出してしまいましたw
パターン②:新しい技術を習得しにくい
次に2つ目の理由です。いくらトレンドの技術を知っていても、それを習得出来なければ意味がありません。
つまり、
「ITに興味が無いと新しい技術を習得しにくいんです」
例えばお客様に仮想化技術を提案したとしても、それをどのように構築して、どのように運用するのかなどを話さなければいけません。そしてお客様に納得していただくにはそれらの技術を理解し、習得していないと、まず話すことはできないです。
じゃあ忙しい中、どうやって新しい技術を習得するかというと
「休みの日に勉強するのです」
私の周りの人はITが好きな人ばかりなので、全員喜んで休日に新しい技術を勉強しております。家で仮想化の技術の本を読むなんて、ITが嫌いな私には理解できない世界でした。
ですので、やはりITに興味が無いと勉強もするきにならないので致命的なのです…。私もSE辞めた方がよいのかなぁ…w
理由②:技術的についていけない
自分がSEに向いていない理由として1番悩む人が多いのが「技術的についていけない」ことです。いや~これは私も相当悩みましたね。
だって周りはどんどん吸収していくのに、自分はどうやっても理解できないんですよね。というか理解したつもりでもできていなかったみたいな感じです。よく会社帰りに泣いて帰りましたよw
ちなみにこの悩みなのですが、
「実は特に問題は無いですw」
よく嘘だ!とか言われますが、本当です。実際に私も、周りの同期や後輩も悩んでいましたが、技術的な問題なんて結構何とかなってしまうのです。
ということで実例と共に、見てみましょう。
パターン①:IT研修についていけない
技術的な部分でついていけない場合の1つ目のパターンは、まず誰もが通る、登竜門はこちらの「ITの研修についていけない」です。
ちなみに私は、2008年8月の研修でプログラムの研修をやったのですが、全く出来なかくて相当落ち込んだものです。
その後のネットワークの研修も、相当勉強して何とか合格点をもらったくらいでした。ちなみに私の同期は毎回授業で寝ていたにも関わらず、100点を取っていました…あれはヘコんだなぁ(涙)
でも大丈夫、
「そんな私でも今はバリバリの常駐SEですので!」
私から言わせると研修なんてみんな分からないものです(詳しいやつも多いですが)。理系の私も分からなかったし、新卒で文系なんて言ったら尚更分からないです。
ただし、SEの世界を見ると全くITの研修が分からなくても、問題なかったことが分かります。実際に、研修で赤点だった人が5年後に凄い技術者になったなんて普通の話のです。逆に研修のときに凄かった人が、10年経っても全く出世できないなんていうのも普通です。
ですのでIT研修で分からないなんてのは、誰もが通る道です。気にせず前向きに頑張りましょう。
パターン②:技術的な部分が分からない
あ~これも分かる「技術的な部分が全く分からない」という悩みです。
例えば「メモリ」「バッチ」「DB」「サービス」とか知らない単語がめっちゃくちゃ出てきて意味すら分からないみたいな状態ですね。
ちなみにですが、これも誰もが通る道です。
「そしてそんなの何も問題では無いです」
ちなみに私ですが、私は入社5年目まで全く技術的な部分が分からなかったです。元々プロジェクトの下請けの方々が優しかった&優秀だったのが原因だったと思います。事実、私が出来なくても、サポートしていただき、気が付いたら何でも出来上がっていたので。
そんなぬるま湯につかりながら3年も経つとダメSEの出来上がりです。
バッチも作れないし、shellも組めない。サーバーの構築も出来なければ、PCのセッティングすらあやしいと、ただの金食い虫でした。挙句の果てには後輩に仕事を教えてもらう羽目にw
ただですね、そんな私でも6年目に超絶デスマーチプロジェクトに入りました。その中で私はリーダー兼作業者という責任ある仕事をもらい(押し付けられました)。
そこで私は初めて誰にも頼らず、1人で考え、調べ、工夫してやり切ったのです。するとどうでしょう。
何故かいつの間にか大体のことが分かるようになっていたのです。
他の人に聞いても、自分一人になってどうしようもなくなって頑張ったらいつの間にか理解できたとか良く言っています。
ですので理解できなくても、頑張ってみたら何とかなるのです。ですので分かるようになるまで、安心して頑張ってみましょう。
パターン③:業務が理解できない
お次もあるある系の「業務が理解できない」なのです。
これはITの技術的な部分というよりは、これはお客様がシステムを使う上での業務です。例えば金融で言えば銀行業などは非常に業務が特殊です。
融資の業務のときを具体例に挙げると、この店番のときはこの画面を出して、ここで上席の承認を得ないとダメで…なんて言われても発狂するくらい訳が分からないです。
一度本を買って、全体像を把握しようとしましたが、全く理解不能でした(泣)
「でもこれも大丈夫です、何とかなります!」
そんな私でも、いつの間にか業務も理解できました。
どうやったかというと、とりあえず業務システムを作ってみたのです。どんな簡単なものでも良いから、業務システムの担当となって、お客様に怒られながら構築して、何をしているのかを学んだのです。
大体一度学べば他の業務も何となくわかるようになったので、これが一番おすすめです。私の同期も一度業務システムをやれば大体わかると言っていました。
ですので業務が分からなくても、一度構築してみれば大体何とかなります。そんなものです。
パターン④:文系だから無理
これもSEあるあるの「文系だから無理」という謎の言葉です。
SEって理系でも文系でも誰でもなれます。ですので文系の人も結構多いのが、SEの特徴です。それに伴って良く言われるのが、文系だとSEは向いていないということです。
まあSEってプログラムをするのがメインだと思われているので、そのように思われる傾向はあります。
じゃあ実態はというと、
「文系でも全く問題無いです」
実際に私の上司の課長は元々文系の人ですが、バリバリの元パッケージ開発部隊で、プログラムは超得意です。更に今はお客様とやり合っている最前線の常駐SEです。はっきり言って私ごときでは一生かかってもたどり着けないくらい優秀な方です。
また周りを見ても、文系の方が活躍しております。特にプログラムなどの技術的でもかなり多くの文系が活躍しております。
もしかしたら、SEって文系の方が優秀じゃないかって思うくらいです。
ですのであなたも文系だからと言って、悲観せずに技術を磨いてみてください。
理由③:思っていた仕事と違う
他のSEに向いていないと思う理由に「思っていた仕事と違う」ということが挙げられます。
まあ思っていた仕事と違うので、モチベーションが上がらずにいつの間にかSEに向いていないと思ってしまうパターンです。
これは誰もがやっぱり体験しますね。SEってプログラムがメインだったり、プログラム以外の部分(例えばマネージメント)を期待していたりと人によって様々です。この場合はどうするかというと、
「原因を考えて異動か転職が良いですね!」
この原因だと流石に解決策が無い場合があります。ですので次の話を見てみて、どうしようか考えてみてください。
パターン①:仕事がプログラム以外だった
思っていた仕事と違うパターンで一番多いのが「仕事がプログラム以外だった」場合です。
SEってプログラムがメインだと思われがちです。しかし実際は、資料作成、進捗管理、お客様報告、打ち合わせ、お客様への謝罪(笑)があります。とういかこちらの方がメインの人も多いと思います。
そうすると、プログラムがメインでしたかった人には不満となりSEに向いていないのでは?と考えてしまいます。
「この場合は異動 or 転職が良いでしょう」
実際に私の周囲にもプログラムをしたくてSEになったのに、する仕事が管理ばかりで悩んでいた人がいました。その人は、異動をお願いしてプログラムがメインの部署に異動していきました。確かアプリ開発の部署でしたね。
他には異動が叶わなかった人は、会社を辞めて他のプログラムがメインの会社に転職しました。その方は今では最初からそちらの会社に務めていればよかったとおっしゃっていましたね。ですので、もし移動が叶わない会社でしたら、転職もありですね。
え?私ですか?私はプログラムが嫌いなので、逆に管理の方が嬉しいです。でも、間に合わなかったら私がプログラム作るんですけどね…。めっちゃ見づらくて、文句を言われるソースを作りますよw
パターン②:プログラムばかりだった
お次は先ほどと逆のパターンで「仕事がプログラムばかりだった」場合も、想像とは違って、SEに向いてないんじゃないかと悩む人が多いです。
意外そうですが、こちらも大勢いらっしゃいます。
これは就活中に会社の人から「SEはプログラムなどせずにマネージメントがメインだ!」とか言われて入った人です。そんな人が、これからマネージメントをするぞ!と期待して配属された部署がバリバリのプログラムばっかりだったりすると、このような状況になります。
この場合はというと…、
「この場合も異動 or 転職が良いでしょう」
私の知り合いも、マネージメントがしたいと思いながらもバキバキのプログラマ部署に配属させられてしまった人がいました。確かモジュールを目の前で書き換える人を初めて見たとか言っていましたので、とんでもないところだったのでしょうねw
この人も異動を願い出て、部署を異動していました。確かその時は事業部を跨いで異動していたので、よっぽどお願いしたんでしょうね。普通部署をまたぐなんて出来ませんので。
それが異動が叶わないのだったら、マネージメントがメインの大手SI会社が良いです。大手だったら元受け企業なので、基本的にマネージメントになります。
私が見る限り、「大手=マネージメント」の認識で良いですよ^^
パターン③:コミュニケーションが嫌だ
これは載せるか否か迷ったのですが「仕事でコミュニケーションが嫌だ」という人もいます。
メインの仕事はプログラムなのですが、常駐SEのようにお客様先にずっといるSEもいます。すると、どうしてもプログラムの仕様をお客様に解説しなくてはいけない場合が出てきます。
結構SEって、人と話すのが苦手な人も多いです。そして社内ならば良いけど、お客様とは絶対に話したくないという人が多いです。
この場合はどうしたほうが良いかというと…
「この場合も異動 or 転職が良いでしょう」
実際に常駐SEでお客様と話すのが本当に嫌だったOさんは、ある日突然異動しました。そのいなくなった日に本人の希望により異動なったことが伝えられました。話を聞く限り「お客様と話すのが非常に苦痛」とのことでした。
そこまで嫌だったら、異動するしかないですよね。
後は異動が叶わなかったら、転職もアリですね。中小企業などは大体が下請けになりますので、基本的にプログラマーのような立ち位置です。ですので、お客様とコミュニケーションなどは最小限に抑えられます。
ですので異動が叶わなかったら、転職も有りですね。
理由④:滅茶苦茶キツイ
他にSEに向いていないと感じる原因は徹夜についていけないなどの「滅茶苦茶キツイ」ことが挙げられます。
実際にSEをしていると、無理難題が上から降ってきます。そのため連日徹夜というのも普通にありますし、朝昼晩かまわず電話がかかってきます。
この場合は…
「基本的に転職をおすすめします」
基本的に慢性的な深夜残業、サービス残業が行われている会社はそれを悪いと思っておりません。ですので、まず劣悪な環境は無くならないと考えてOKです。
ということでこちらの解説に移りたいと思います。
パターン①:深夜残業が無理
仕事がキツイ中で有名なのが「深夜残業が無理」です。
SEはどうしても追い込みなどがありますので、深夜残業が発生します。また年がら年中、いつも残業が発生しているような会社もあります。
そんな環境が嫌だったら…
「迷わず転職しましょう!」
ちなみにですが、私は実際に月200時間残業を4ヵ月したことがあります。いや~まさか4ヵ月で800時間の残業をするとは夢にも思いませんでしたね。そして、課長の命令で600時間はサービス残業にさせられましたね。
本当に最悪の会社ですよね。
この時に私は本気で会社を辞めようと思いました。ちなみにですが、このとき一緒のプロジェクトをしていた人3人が会社に来なくなりました。理由とすると、上司のサービス残業の強要や、連日の徹夜に絶えられなかったとのことです。
2人は違う会社のSEとして転職、1人はまったくの異業種に転職しました。よっぽどうちの会社と上司が嫌だったのでしょうね。
まあ同じ会社にいる限り、このような環境が改善されるとは思えませんので転職は一番正しい選択です。
私もあの時辞めておけば良かったなぁ…。
パターン②:朝昼晩に電話が来るのが無理
SEの仕事でキツイのが「朝昼晩に電話が来る」ことです。
SEって緊急事態が起こると、朝昼晩関わらず電話がかかってきます。まあ金融業界の重要システムが止まったりすると、それだけで融資が出来なくなって潰れる会社とか出てくるのでしょうがないのですが…。
この場合は…
「迷わず会社を辞めて転職しましょう!」
理由はこれが日常化している会社だと、緊急事態以外でも電話をしてくるからです。例えば自分で保存した資料が無いとかいう理由で、平然と土日の昼間とかに電話してくるアホ(課長)もいます。
また資料を作って欲しいという理由で、休日の22時に呼び出されたこともあります。
そして電話に出なかったら出なかったで、10分くらい説教などもされるのです。あまりにもアホな要件で電話してくるから一時期無視をしていたら、本当に障害だった時があり、次の日出勤したら死ぬほど怒られたのは今でも良い思い出です。
ちなみに私は、ピークでは休日に1日30件くらい電話がかかってきたことがあります。そういうのもあって、私は携帯の着信音が本当にトラウマのようになっております。
周囲の同僚には、あまりにも電話がかかってきて電話を所持するのすら嫌になった人もいるくらいですね。その気持ち…痛いほどわかります。
そんなこともあって、休日朝昼晩にとにかく電話が嫌な人は会社を転職することをお勧めします。そんな会社の体制は多分永久に直らないからです。
私も転職したいです…。
理由⑤:女性だからSEに向いていない?
またSEに向いていない理由として「女性だから」ということを挙げる人もいます。これはどうなのでしょうか?
「異動もしくは転職したほうが良いかもしれません」
一番の理由とすると、実際にSEは徹夜が多くなります。そのせいでやはり女性はキツイ部分が出てくるからです。そして現場のSEを見ると、女性の数って結構割合が少ないです。
その観点に着目して、解説を行います。
パターン①:仕事がきつい
女性がSEに向いていないと言われる理由が「仕事がきつい」ことです。
SEは時期にもよりますが、とにかく仕事がきついです。私が体験したプロジェクトだと、4ヵ月間残業月200時間というのもありましたからね…。
そのような状況だと、
「女性には異動もしくは転職をおすすめします」
上記結論の理由は決して男女差別ではないです。私がそう考える理由には、女性には定期的に体調不良があることを挙げております。
そのことを加味するとやはり常に体調が一定である男性に比べると、急な徹夜対応などが多くなると、少々キツイものがあると現場を見ていて感じるからです。
実際に私の周りでも女性のSEは少ないです。社内SEだと女性は2割くらいいらっしゃいますが、常駐SEだと1割もいらっしゃいません。それくらい女性のSEは少ないです。
これもそのような体調などが加味されているのかな…なんて思います。
パターン②:徹夜で化粧が落ちたり体臭がする
女性がSEをするのにもう一つ厳しいのが「徹夜で化粧が落ちたり体臭がする」ことです。
SEは徹夜が続いたりすると、家に帰らなくなります。そしてお風呂にすら入ることができない日々が続きます。
すると…マジで体が臭くなります。それに耐えられないのならば、
「異動もしくは転職をおすすめします」
実際のところ、SEは徹夜が続くと、家に帰れないのでお風呂にはいれません。そのため体臭もするし、何より足が臭くなります。
私たちは男なので、笑って過ごすこともありますが、これが女性だったらどうでしょうか?多分耐えられないと思います。
やはり女性こそ、臭いには敏感だと思いますので、何日も徹夜した結果、臭いなどと言われたら本当にショックでしょう。
また徹夜をすると、化粧などがガンガン落ちます。するとやはり身だしなみという観点で、気にする女性が多いです(そりゃそうだ)。そういう部分でも女性にとってSEはキツイでしょうね。
実際に私の周りにも女性の常駐SEはいました。やはり何より嫌がったのが障害時に徹夜になることです。化粧は落ちるし、何よりも身体が臭くなることを嫌がりました。ちなみに2日間も徹夜をすると、男性、女性を問わず結構においます。ですのでそういうのが耐えられず、辞める方は多かったです。
それでも頑張る人は、常駐SEを続けていますけどね…。でも嫌でしょうね、男の私でも嫌ですもんw
理由⑥:その他転職した方が良い場合
上記のように様々なSEに向いていないと感じる原因を紹介しました。しかし上記以外にも多くの向いていないと感じる原因はあります。それらを紹介しますね。ちなみにですが、
「今から紹介するのは今すぐ転職したほうが良いレベルのものです」
私が見てきた中で相当ヤバい系のものですので、もしあなたが少しでも当てはまったら転職を考えることをお勧めします。
ということで紹介します。
パターン①:他にやりたいことがある
SEが向いていないと感じる方に「他にやりたいことがある」人がいます。このような方には、いつも決まったアドバイスをしております。
それは…
「時間が勿体ないから今すぐ転職しましょう!」
SEなんて、同じことの繰り返しです。提案して、要件を固めて、設計して、構築して、テストして…と。はっきり言って、誰でもできるような仕事です。
しかも自分で作ったシステムは数年後にはこの世から無くなるものです。そのシステムを作るためにかけた自分の時間は何のためだったんだ…なんて良く思ったりします。
そんな背景もあり、私もやりたい仕事があれば、SEなんて早く辞めてその仕事をしたいと考えております。ですのであなたにもし、やりたい仕事があるのであれば今すぐにでもSEを辞めましょう。
パターン②:うつ病な人
SEが向いていない方に「うつ病な人」がいます。このような方にも、私は決まったことを伝えております。
それは…
「SEを続ける限りうつ病は治らないから今すぐ辞めましょう!」と。
私も何人もうつ病の人を見てきました。寝たら20時間くらい目が覚めない人、朝玄関から足が進まなくなる人など。SEをしている限り、必ず大勢います。
そして大体うつ病の方々は、数か月休んで復帰して、また休んでを繰り返します。そう、SEをしている限りうつ病は治らないのです。
会社でも色々と対応しているみたいなのですが、そもそもその会社が原因のことが多いのです。連日の徹夜とか、障害でお客様に怒られまくるとか、サービス残業強要とかですね。ですので会社を変える、つまり転職でもしない限りうつ病は治らないでしょうね。
実際に転職してうつ病が治った人は多いですね。
パターン③:体を壊したことがある人
SEを辞めた方が良い人に「体を壊したことがある人」が挙げられます。そのような方にはいつも同じ言葉をかけております。
それは…
「SEである限り体は治らないから転職しましょう!」と。
実は一度体を壊すとなかなか治らないです。
私の周りでも、過労で倒れた人はなかなか復帰できないし、仮に復帰してもまたすぐ倒れたりします。更に脳梗塞などで倒れる人もいますので、一度体を壊したら、転職するのが良いですね。
私自身、あまりの徹夜で首がやられて、ベッドから起きられなくなったことがあります。朝起きようとしても首が痛くて立てない状況でしたね。その日はベッドから起きるのに1時間かかり、職場に休む旨の電話をしました。
更に他には、過労でぶっ倒れるて救急車で運ばれるなど様々な体の壊し方があります。でそのような人たちってやっぱりそのような会社の環境が原因なのです。ですので、会社を変えないとまた体を壊すんですよね。
最近の話ですが、昔救急車で運ばれた方が、またこの間救急車で運ばれていましたしね。もしあなたが一度でも会社の仕事で体を壊したことがあるのでしたら、転職をおすすめします。
パターン④:精神的に弱い
あとSEに向かない人では「精神的に弱い人」が挙げられます。この方にはもう一言申し上げるしかないです。
「精神的に弱い人はすぐにでもSEを辞めた方が良いです」
理由とすると、あまり我慢をするとうつ病になったりと心が病むからです。SEって、お客様に怒られることが多いです。実際に要件定義をリリース前に覆してきた上に、怒られたりすることも普通です。
更に社内では、上司から真夜中の4時まで罵声を浴びせられる(しかも冤罪で)なども普通にあります。
それがSEなのです。まあそれがSEって言うのもどうかと思いますがw
ですので精神的に弱い方は、心が疲弊してしまい会社に来られなくなってしまいます。そしてこれは会社が原因の場合が多いです。どのお客様と取引して、その会社の上司、など全て会社に依存する部分です。
ですのでもしあなたが精神的に弱かったら転職をお勧めします。
私のプロジェクトでも精神的に弱い人は、大体早めに転職していますね。
…え?私?
怒られてももうあまり何も感じないす。説教も、早く終わって欲しいな~と思っておりますw
理由⑦:絶対にSEを辞めてはいけない人
ここまでSEに向いていない人を紹介しました。ただしたまにですが、この章で紹介する人もSEに向いていないと思っている人がいます。ただですね…
「この章で紹介する人はまだSEとして頑張ってみましょう!」
この章で紹介する人は、SEだからダメなのではなく、社会人としてダメなのです。ですので転職しても、何しても何も変わりません。もしできたとしても、年収は下がり、また同じことの繰り返しを体験します。
基本的にそんなものです。
だったらまだSEをしているのだから、もうちょっと頑張ってみましょう。
パターン①:期限が守れない人
まず1つ目が「期限を守れない人」です。
SEって本当に期限にうるさいです。もしかしたら世界一期限を守るのがSEという職業と言っても良いかもしれないです。それくらい期限にうるさいのがSEです。そのため期限を守らないことを頻繁に注意されます。
すると注意された人は、自分はSEにむいていないんじゃないか…と思い始めます。
「そんな方はまだSEを頑張りましょう!」
期限を守るのはまず社会人として当たり前です。
私の経験ですが、期限が守れない人は期限すら覚えていない人が多いです。つまり社会人として、どうかと思うような人が多いのです。もしあなたが期限を守れと頻繁に注意される人でしたら、SEに向いていないのではなく、社会人に向いていない可能性があります。
ですので、転職云々の前にSEとしてもうちょっと頑張ってみましょう。
そんなんで転職しても、同じことを言われるだけですよ。
パターン②:チェックができない人
2つ目は「チェックできない人」です。
SEって本当にチェックが厳しい職業です。だって1つチェックが漏れただけで数百万、数千万規模の損害になることがあります(誇張じゃなく事実です)。そのため徹底的にチェックをするのです。
そしてあなたがチェックできないと頻繁に注意されて、SEとして向いてないんじゃないかと考えているんでしたら…
「そんな方はまだSEを頑張りましょう!」
まあチェックって地味ですが、本当に基本作業です。これくらい出来ないと、他の仕事でも同じことを怒られるだけです。
また、どんな作業でも実施するのがこのチェックですよね。例えば看護師さんなんか、どの患者を診たとか、ちゃんとチェックしないと大変なことになりますよね?
そういえば、私の後輩がシステムを構築していた時の話です。後輩がチェックシートに設定したとチェックしたのに、実際には設定しておらず障害まで発展したときは、私は眩暈がしました。
「僕ってSEに向いていないんですかね…」とか言っていたけど、違いますよ。
あなたは社会人として向いていないだけです。もうちょっと頑張ろうね、S君。
パターン③:役割が分からない人
3つ目は「役割が分からない人」です。
これってメッチャ重要で特にSEだと役割を無視してお客様に何でもやらされる場面が多いです。ですのでしっかりとこれを把握しないといけないです。
で、役割分担を把握するように注意されて、SEとして向いていないんじゃないかと考えているあなた!
「転職よりもSEを続けることを考えましょう!」
役割分担って本当に難しいです。ですのでこれは結構場数を踏まないと、理解できないことなのです。ですので、少し言われたくらいでは気にせず、一生懸命頑張れば大丈夫です。
そして役割分担って、他の仕事でもよくありますよね。ですのでむやみに転職をせずに、SEとして頑張ってみてください。
パターン④:優先順位がつけられない人
4つ目は「優先順位が付けられない人」です。
SEって緊急の案件がとにかく多いです。ですのでその時々で優先順位を確認する必要があります。そして優先順位について、注意されるとSEとして向いていないんじゃないかと悩む人がいます。
「そんな人はもうちょっとSEを頑張りましょう!」
優先順位はどんな仕事でも必須な感覚で、SEだからとかそういう問題ではなく、当たり前の感覚なのです。ですので他の仕事に転職してもおなじことを言われます。
ちなみにあるSEの例です。
ある日私のところへ、2つの調査が緊急がきました。そしてそれを30分以内に解決しなくてはいけない状況でした。
その際に私は後輩に1つの調査を、最優先と言って任せ、残りのもう1つを担当しました。
10分後、私の対応を済ませて後輩の元に行くと…
出張費の申請をしている後輩がいたのです。
いやいや、そう簡単に人を疑ってはいけないと思い、対応が終わったのかと思いきや…まだ何もやっていなかったということがありましたね。
あの時は眩暈がして倒れそうでしたよw
「僕ってSEに向いていないのでしょうか…?」と聞かれましたが、私は何も答えませんでしたね。
それは社会人として向いていないよ…Sくん。
パターン⑤:コミュニケーションが苦手な人
5つ目は「コミュニケーションが苦手な人」です。
SEって何だかんだで人と話す機会が多いです。ですが、SEの中には極端にコミュニケーションが苦手な人がいます。
例えば普通の会話ですら、ほとんど話せない人というのはいます。大体共通しているのが、「目をみて話さない」「言葉遣いがおかしい」「びっくりするような表現をする」などが挙げられます。
そしてそういう人に限って、SEに向いていないんじゃないかと考えております。
「そんな人もまだまだSEを頑張りましょう!」
コミュニケーションって社会人として必須の能力です。ですので、仮にSEを辞めてもそんな方は一生コミュニケーションについて言われると思います。だったら、SEをもう少し続けて、コミュニケーション能力を伸ばしましょう。
最低限、目を見て話せば何とかなりますよw
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はSEに向いていない人をまとめました。それでは今回のまとめです。
- まず見極めることが大事
- 理由①:ITが好きじゃない場合は向いていない
- 理由②:技術的についていけない場合は大丈夫
- 理由③:思っていた仕事と違う場合は向いていない可能性有り
- 原因④:滅茶苦茶キツイのが嫌な場合は向いていない可能性有り
- 原因⑤:女性の場合は向いていない可能性有り
- 原因⑥:その他向いていない例一覧
- 原因⑦:向いていない以前の原因一覧
となります。
まずあなたがSEに向いていないと思う前にしっかりとその原因を分析することが大事です。そして、最後に私があなたに伝えたかったことは、
「どうしても向いていないと思ったら、思い切って転職することも大事です!」
実際にどうしてもSEに向かないと思う。興味が持てないという方は辞めるのが一番です。私の職場でも、どうしても向かない人はどんどん転職しております。
その判断は人それぞれですが、みんなSEのときよりも幸せそうになっております。ですので、どうしても嫌だと思った方はまず転職をしてみましょう!
【私のおすすめ転職サイト】
転職を考えている人の誰もが、どの転職サイトを使えば良いのかメチャクチャ迷います。そんなあなたに、私から1つだけ紹介いたします。それは
「転職に成功した人の80%が使っている転職サイトを紹介します」
実は転職で変な転職サイトを使うと、検索できる企業数が少なかったり、ブラック企業ばかり出てきて絶対に失敗します。私もマイナーな転職サイトや小さい転職サイトを使って何回も失敗しました。
「しかし成功率が高い転職サイトを使うことによって、転職は絶対に成功するのです」
そして以下に該当する人は、転職を上手く進めるためにもこのサイトを1度使ってみてください。
・SEからもっと条件の良いSE会社に転職したい人
・SEから異業種への転職を考えている人
・未経験でSEへ転職したい人・女性・文系・専門卒・高卒で転職したい人
・地方で転職したい人
・その他新卒、第二新卒、20代、30代、40代、50代で転職したい人
私が紹介する転職サイトは登録が無料で、登録まで5分もかかりません。ですので少しでも転職したいと思っている人は一度見てみてください。
⇒転職に成功した人の80%以上が使っている無料転職サイトはこちら