「1年も経つのにSEの仕事についていけない…」
そんな風に悩んでいる新卒20代の社員って非常に多いです。実際に1年経っても、2年経っても、3年経っても仕事についていけない20代SEって後を絶ちません。
例えば同期は一人前に設計書を書き、プログラミングをしてテストまでしているのに、プログラムが出来ないどころか、設計書すら書けない人。またサーバー構築を1年以上ずっとしているのに、そのあと入ってきた後輩に簡単に抜かれちゃう人。そんな人ってどうしてもいるのです。
私も思い出したくないですが、その一人でした。ホント、仕事についていけないって惨めなんですよね。
そういう人はどうすれば良いのでしょうか?
業務後に残って勉強する?
土日に家で勉強する?
お金を払ってスクールに通って勉強する?
いえいえ、
「実はSEから異業種に転職するのが一番良いのです!」
あなたもひそかに気づいているとは思いますが、新卒20代でSEになった人で仕事についていけない人って、いくら頑張ってもダメなのです。
SEという仕事って面白くて、向いている、向いていないという傾向が如実に表れる仕事です。出来ない人は10年足っても出来ないし、出来る人は1年くらいで相当出来るようになるのです。なのである程度のところで見切りをつけて、第二新卒で転職するのがおすすめです。
「あなたも薄々そのことに気づいているのではないでしょうか?」
私に言わせてもらうと、数年やってみて他の人と差を感じたらいくら努力しても無駄です。そんな無駄なことをするんだったら、他の仕事であなたに向いているものを選んだ方がよっぽど良いのですよ。
これ以上他の人に迷惑をかけて、あなたもみじめに生きるのですか?
そんなの嫌ですよね?
ということで、私が第二新卒で異業種に転職した経験談をお話いたします。
新卒SEの私が仕事についていけなかった体験談
私は文系の私大から22歳でSEになりました。
就職理由は、ただ単にパソコンに興味があったからという理由で就職したのです。まあ人事が文系でもSEになれるというので、その気になっていたというのもあります。
そして入社後、即研修を受けたのですがこの時点で「全くITについて理解できなかった」のです。
CPU?メモリ?ハードディスク?もう最初からつまづきっぱなしです。そしてプログラミングでJavaを使ったのですが、そもそも何をすればプログラムが動くのかすら分からず、何も出来なかったのです。
この頃から周囲との差を感じていたんですけど、何とかなるとまだ思っていました。
あの頃に気づいていれば…
そして3ヵ月の研修後、現場への配属となりました。私の現場はプログラム開発です。他の会社から依頼を受けて、その要件にあったプログラムを設計し、試験し、ものを提供するのです。
この頃になると、明らかに私と同期との間に差が出始めました。まず同期はプログラムの設計書を書き、プログラミングして、試験(バグ取り)をして仕事を進めていきます。大体5つのプログラムを作るのに1ヵ月くらいかかりました。
しかし私は違いました。
まず設計書の段階で何を書いて良いのか分からず、何度も先輩に怒られながらやり直し。次にプログラミングに移っても、何度もコンパイルエラーとなり永久に動かない。更にテストでもバグばかり見つかって全く動かなかったのです。
最終的に2ヵ月以上かかった上、最後仕上げたのが先輩だったという何とも惨めな状況だったのです。
私もこのままではマズイと思い様々な努力をしました。
例えば業後に自分でプログラミングを頑張ってみたり、土日に自分で教材を買ってプログラミングの勉強をしたりしました。更には平日・土日に密かにプログラミングスクールに通って、業務以外でもとにかくプログラミングの勉強をしたのです。
しかし
「いくら努力しても全く仕事についていけないのです」
相変わらず設計書は書けず、プログラミングは出来ず、やっと出来てもエラーばかりという日々。
そして上司や先輩には、明らかに周りの同期と比較され「もうちょっと真剣に仕事したら?」「新人からやり直したら?」と評価を受けました。更に同期や後輩からは「何も考えていないだけ」「ダメな奴はいくらやってもダメ」などと陰口をたたかれる始末でした。
更に2年も経つと、新たに入ってきた後輩にも抜かれ「こんなの出来ない人いるんですか?」とわざと聞こえるように言われ馬鹿にされるような始末でした。
そして入社して3年も経った頃には、誰にも相手にされなくなったのです。いくら努力しても仕事についていけず、周囲には馬鹿にされ、日々惨めな想いをするだけ。
そんな日々が続いた結果、私はノイローゼ気味になり、夜気が付くと涙があふれて眠れないのです。更に会社に行こうにも足が震えて玄関から出られず、何度も休むようになりました。
「私は今後どうすれば良いんだろう…」
そんなことを呟いていた真夜中、私の頭の中に「転職」の2文字が浮かんだのです。
異業種への転職を決意するも落ち続ける日々
私は最終手段として、転職を選びました。
就職当時、人生の最後まで転職はしないと誓っていたのですがそうはいきません。
何故なら私はわかったのです。そう、
「自分に向かない仕事はいくら努力してもダメなんだということに」
この3年間、いくら努力しても自分に向かない仕事ってあるんだと分かったのです。そして私にとって、それがSE(システムエンジニア)という仕事だったということ。更に今までそれを認めたくなかったのです。
そして私はSEから異業種への転職を決意したのでした。
ちなみに私はとある商品が好きだったので、その関連の営業職を目指しました。最低限興味が持てる仕事ならば頑張れると思ったからです。
そして転職の第一歩として、まずいくつかの転職サイトに登録し使ってみたのですが、これが凄く微妙。
理由は私の希望する分野の営業職が全く出てこないからです。更に出てきてもなんか聞いたことのない会社名ばかりだし、何故か全ての会社の条件に「経験者優遇」って書いてあるし。
そんな状況の中、一応応募をしてみたのです。私が調べて出てきた6社全てにです。ですが案の定6社全てから、書類選考の時点でお祈りメールが届き、全滅。
「これじゃあ転職すらできないじゃん…」
やはり一度SEになったら、第二新卒だと厳しい。そんな現実を思い知らされたのです。
このままSEとして仕事についていけないまま過ごさないといけないのかな。はぁ~(*´Д`)
大手転職サイトで異業種への転職成功!
そんな絶望の中、思い切って転職サイトを変えてみました。
理由は今まで使っていたところがあまりにマイナーで変なサイトだったからです。そんなサイトを使っていたから、登録している会社も少なく、私の希望する会社が検索できていないのだと思ったんですよ。
そして使ったのが大手転職サイト。ここは有名でとにかく登録会社が多いため、自分が希望する仕事に出会えると判断したんですよ。
そしてこれが大当たり。
実際に私が希望する異業種を検索すると何社も出てきます。しかも結構有名企業も出てくるし、何より「未経験OK」とも出てくるのです。更に未経験で月30万円の給料だったり、福利厚生が良い会社などもあり、私とすると大満足でした。
「最初からこっちを使うべきだったなあ(笑)」
そんなことを言いながら、転職したいと思った会社を10社ほど選んだのです。
そして私が選んだ会社は10社で、全て月収25万円以上のところを選んで応募したのです。その中で書類選考を通過したのが5社、1次試験を通過したのが3社でした。
そして2次試験(最終試験)を通過したのが2社となったのです。
私は結果として給料の良い方、月収27万円の会社を選び転職しました。
実際に転職した感想はというと、
「やはり人には仕事の向き不向きがあったということを痛感しました!」
私はSEとしてはダメでしたが、営業としてはかなりの好成績を上げられたのです。事実、転職1年目からある程度の売り上げを達成。3年目にして私の担当エリアでNo.1の業績となり、給料も月収40万円を超えたのです。
勿論自分の結果も嬉しかったのですが、何よりうれしかったのが
「こんな自分でも仕事についていけたことが一番嬉しかったのです」
やはり私は、SEのときに何をやってもダメだったのが一番心に残っていたのです。
「いくら努力しても仕事ができない日々」
「先輩・同期・後輩に馬鹿にされ続けた日々」
そんな経験があったため、私はどんな仕事をしても仕事についていけない人だと思っていたのです。しかしそれが転職によって、否定されたのが本当に嬉しかったのです。
やはり人には仕事の向き不向きがあると、私は自分の経験から痛感したのです。
もしあなたも私と同じ想いを持っていたら、思い切って転職してみてください。きっと人生が変わりますよ。
「でもまだ今の仕事でも頑張れるかもしれないので頑張ってみたい…」
とか言わないでくださいね。
人にはやっぱり仕事の向き不向きがあり、1年や2年勤めればそれは分かります。
多分あなたも分かっていますが、それを認めたくないだけなのです。そして人には絶対に向いている仕事も絶対にあるのです。そしてあなたが転職という決断をすることによって、あなたに向いている仕事を見つけられるのです。
あなたの人生の大半の時間を占める仕事。だったらあなたが満足できる仕事をしてみましょうよ。
⇒あなたがついていける仕事を見つけられる転職サイトはこちら
転職サイトのQ&A
「自分がついていける仕事を見つけたい」
「自分に向いている仕事に就きたい」
「自分の人生をかけても良い仕事を見つけたい」
今回私がそんな想いで使った転職サイトが「リクナビネクスト」です。
リクナビネクストは業界最大手で、何より登録されている企業が業界No.1です。そしてこの転職サイトの一番良いところは、他のサイトで見つからない会社がこのサイトでは見つかるということ。
つまり
「あなたの希望する会社はリクナビネクストにさえ登録すれば絶対に見つかる」
と言っても過言ではないのです。
逆に他の転職サイトに登録したのでは、見つからない可能性があるのです。現に私もリクナビネクストを利用なかったら、転職すらできなかったと思いますからね。
更にSEから異業種に転職する際も、どんな企業があるのか一番網羅している転職サイトなので、是非とも使ってみてください。
とここまで色々とご紹介しましたが、それでも疑問点は残ると思います。ですのでその疑問点を解決させていただきますね。
⇒若いほど有利に転職できる無料転職サイトはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は仕事に就いていけない20代SEが第二新卒で異業種に転職した体験談を紹介しました。
それでは今回のまとめです。
- 私は20代新卒でSEの仕事に全くついていけなかった
- 転職したところ自分に向いている仕事を見つけられた
- 転職サイトはリクナビネクストが一番おすすめ
となります。
最後に私からひと言、
「仕事についていけない20代SEは第二新卒で転職をしてください」
私はSEの仕事をして「人には向いていない仕事がある」と言うことを痛感しました。毎日業後に勉強し、土日も自分の時間を削って努力し、挙句の果てには身銭を切ってスクールに通ったのにSEという仕事についていけなかったのです。
それが異業種(営業職)に転職したところ、3年後にはエリアでNo.1の成績を上げることができたのです。
私の例のようにSEの仕事がダメでも、仕事を変えることによってあなたに向いている仕事を見つけることが可能なのです。ですのでもしあなたが今のSEの仕事についていけないと感じていた場合、あなたの人生を後悔しないためにも転職をするべきなのです。
「でも今のままSEを続けた方が良いことが多いでしょ」
というあなた。
確かに転職をすると、転職先では新入社員と同じ扱いとなり、1から仕事を覚えなくてはいけません。他にも給料面や昇進の面でも不利になります。
それに比べてSEを続けていれば色々と有利です。仕事もついていけないながらも、やることの全体概要も分かっているし、業務を1から学ぶ必要はありません。更に給与面や昇進の面でも、今まで会社に勤めている年月が考慮されます。
しかしそれでも私は転職をおすすめします。
何故なら転職をすることによって、あなたの可能性を広げられるからです。
あなたが1年、2年SEをやってみて同期から置いていかれていると感じるならば、それはあなたにSEという仕事が向いていない証拠なのです。私も自分を含め、色々な人を見てきましたがそれは間違いありません。特にSEはその傾向が顕著です。
そんな状況であなたは一生過ごすのですか?
そんな状況で毎日苦痛に感じるのでしたら、転職をして毎日を充実したものに変えるべきなのです。
実際に転職は様々な可能性を見つけることができます。SE以外にも世の中には仕事があり、営業、開発、製造、サービス業、販売員など数えきれないほどです。その中からあなたが更に活躍できる仕事を吟味し、見つけるべきなのです。
あなたは他の人に馬鹿にされ、悔しい想いをしたまま一生過ごしたいのですか?
私はそんな人生が嫌だったので、転職を決意し、今があるのです。
もしあなたが人生を後悔したくないのでしたら、今すぐ転職をしましょう。20代という年齢はあっという間に過ぎ去ってしまいます。ですので思い立った今こそ、すぐに転職活動をするべきなのです。
あなたの人生に後悔が無いように。
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