仕事ができない中小企業の女性SEのあなた！
私も経験あるのですが、仕事ができないのって本当に辛いですよね。周りにも迷惑をかけるし、上司にも怒られるし、周りに馬鹿にされます…。そして何より残業も多くなり、心身共に辛くなって行きます。
すると、
「本当に死にたいほど辛いと感じるようになるのです！」
実際の話、私は仕事が全くできず心身共に非常に辛い状況に陥りました。
夜中は全く眠れず、朝が来るのが怖かったし、朝起きてから職場に到着するまでが本当に怖かったです。
ですが、新卒だったために会社を辞めるにやめられず、もうどうしようもなくなって毎日号泣し続けたのです。
それくらい追い込まれたんですよね…。
ということで、私の悲惨な体験記をご紹介します。
今回は私の会社の後輩の体験談を、私が代わりにお話しします。かなり悲惨ですので、興味がある人は読んでみてくださいね。
私のプロフィール
こんにちは、私はRと申します。
今回中小企業で、全くSEの仕事が出来なかった体験談を紹介させていただきます。
それではまず、私のプロフィールを紹介いたします。
・学歴：地方の専門学校卒
・性別：女性
・年齢：21歳
・入社年数：1年目
・職業：SE(システムエンジニア)
・会社：Dシステム株式会社(中小企業)
・人数：100人程度
・年収：280万円程度
となります。
私は地方の専門学校を卒業して、新卒で今の会社に入りました。普段は客先に常駐して、インフラを構築したり、運用で使うプログラムも作ったりしております。所謂、零細企業に多い、何でも屋です。
事実、下請け企業って何でもしないと稼げないんですよね。
勤怠は普通で、出勤は朝9時30分までで、退勤は18時00分までです。残業もその時々によりますが、基本的に20時までには帰れます。ただしピークになると、毎日23時まで残業が続く日もあります。
とプロフィールは以上となります。それでは私の体験談を紹介します。
ああ…思い出すだけで鬱になっちゃいそうです。
新人教育時代
まず最初は、私が専門学校を卒業して、今の会社に入った時の新人時代の話です。
うちの会社の新入社員は、まず新人教育を受講します。これが4月から5月まで実施されます。内容とすると、社会人としてのマナー教育、後はプログラミングとなります。
入社当初は歓迎会とか、飲み会が多くて楽しかったのです。そして教育も、マナー教育は今まで学生だったこともあり、全てが新鮮で非常にためになりました。
そしてプログラミングに入ったのですが、この教育が結構強烈で
「5月にして残業が月50時間を超えたのです」
で、これが残業代が出るかと思いきや、全く残業代はでませんでした。ここらへんで、この中小企業の正体に気づくべきでしたね…。
私は残業代が出るかを会社に聞きました、すると「これは勉強であり、仕事ではないから諦めろ」と言われました。
そしてこの一件がきっかけで、私は目を付けられました。その後、些細なことで怒鳴られたり、居残りをさせられたりしたため、胃が痛くなり始めました。
今考えると、こんなことまだ序の口だったんですけどね。
遂に職場配属
そして6月になり、私は職場配属されました。
私の職場はA社の客先常駐です。
我が社は昔から、A社に常駐席を持つ、大手の元受け企業と取引があります。その関係で、何人かA社へ客先常駐SEとして派遣されております。そしてその1人として、私が選ばれたのです。
ちなみにこのA社はいつも要求がきつく、元受け企業のSEも全てはいはい言って引き受けてしまうため、非常に社内で評判が悪かったのです。まさか女性でそこの配属に選ばれるとは、夢にも思わなかったです。
私はそこへ配属となったと聞いたときは、流石に眩暈がしました。
しかし、意外や意外、6月にA社の常駐席に配属されても特に何もありませんでした。忙しいわけでも無く、怒られるわけでも無く至って順調な日々でした。
ですので私は、12月くらいまではSEという仕事を淡々とこなしておりました。
勿論、資料作成や、システム構築、プログラミングなどで失敗して怒られることはありました。しかし、やはり仕事というものはこういうものだという手ごたえを感じておりました。
ここら辺までは、仕事ができないということもなく、順風満帆な日々だったんですよね…。
段々と忙しくなる
年が明けて1月頃になると、私は新しい案件に取り組むことになりました。
今までのようにのんびりと仕事をするのではなく、かなりスピード感をもって対応しないと、間に合わないような状況になったのです。
そして仕事をして数日経過したときに、段々とあることが分かり始めました。
それは、
「他に人に比べて、私だけ仕事ができないのです」
具体的に言うと、人よりもミスが多く、何をするにも遅いのです。
例えばプログラミングの仕事をもらっても、他の人よりも3倍程度時間がかかるのです。更にバグも多く、全く使い物にならないのです。
実際に他の人だったら、あるプログラムを作るのに、設計、構築、テストまで終わらすのに1日程度で終わります。
しかし私がすると、設計1日、構築1日、テスト1日で合計3日となり、他の人よりも3倍程度かかるのです。
この事実に流石に私も、凹みました。
また小さなミスも目立ち始めました。
例えば設計書において、記載漏れがあったり、書いてあることが間違っていたりすることが多くなりました。更には作ったプログラムが、設計書通りでないことが良く発生しました。
そんなことをしていると、プログラムを修正する際に「1から作り直した方が早いんじゃないかな？」とか言われる始末でした…。
自分では頑張っているつもりでしたが、課長からは「専門学校卒なんだからこれくらいできないと…」などと嫌味を言われるようになりました。職場は高卒の人が多かったので、こんな嫌味を言われるんですよね。
この頃からですね、私が家で夜に泣き始めたのは。
度重なる残業の日々
2月に入ると、更に私の仕事ができない部分が目立ち始めました。
まず他の人よりも仕事ができないので、とにかく仕事が溜まっていくのです。その仕事をこなそうとすると、とにかく残業するしかないのです。
残業をし続けること1ヵ月…
「2月は遂に残業が100時間を超えたのです」
他の人は40時間も残業していないのに、私だけ100時間も残業です…。勿論上司には認めてもらえず、100時間中、60時間は全てサービス残業となりました。
当時はいくらできないとは言え、60時間もサービス残業にさせられると、相当キツイものがありました。
また辛いことは他にも続きます。
私の同期もその客先に常駐しておりました。そしてその同期は優秀で、私よりも正確で早く仕事をこなしてしまうのです。すると、私よりもその同期の方が遥かに出来るように、周りに見られてしまうのです。
私も少々プライドがありましたので、この差を見せつけられると悔しい想いと共に、情けなさで一杯でした。
そのため同期との会話も少なくなり、その同期とは疎遠になっていきました。
更に辛いことがもう1つ。
上司やメンバーからの、私への風当たりが非常に強くなったのです。
私の度重なるミスで、作成した資料もプログラムも、常に品質が疑われておりました。そのため、ことあるごとに私の資料はレビューで指摘が非常に多くなり、最終的には他の人が代わりに作ったりしておりました。
そう私は資料を作っても、その資料は使われず、全て無意味になってしまうのです。
またプログラムを作っても、バグが多く、テストを通らず採用してもらえませんでした。そのため、他の人が一から設計しなおして、再度プログラムを作っておりました。
もうここまで来ると屈辱以外なんでも無く、日々、私の存在意義を考えていました。
「私がいる意味ないじゃん…」と本当に家で号泣し続ける日々でした。
会社を辞めたいと思う日々
そんな日々が続くと、遂に私もSEという現実に耐えられなくなってきました。
膨大な残業…
同期との比較による惨めさ…
否定される私の仕事…
これらが全て嫌になり、私は上司に部署の異動をお願いしました。出来ればもうちょっと仕事が軽いところへの配属先変更を上司に懇願しました。
しかし答えは「入社1年目ではできない」とのことです。確かに我が社は入社3年目ではないと異動は出来ないのです…。
もうこれを聞いた瞬間に絶望しましたね。あと2年はSEとして、このような地獄を味わうのかと。
そしてこの頃からです、私がおかしくなり始めました。
まず夜中に明日出勤することを考えると、涙が出てきて止まらないのです。
そのまま眠れず、いつも寝るのが2時、3時頃でした。そのためいつも寝不足でしたね。そして朝起きると、足が前へ進まないことも良くありました。
それくらい会社に行くのが嫌だったのです。
だったら休めば良かったのですが、そういうわけにはいきませんでした。
何故なら今日やらなかった仕事が、明日に回るだけなので。それを考えると、休むわけにはいかなかったのです。
胃が痛むのを我慢して、会社に出勤しました。
ちなみに他の人に頼むという選択肢もありましがた、その頃に他の人に仕事を頼むと怒られるという状況になっておりました。そのため、自分で何とかするしかなかったんですよね…。
はぁ………辛い。
あと一番辛かったのが、日曜日ですね。
日曜日は朝起きた時から地獄でした。次の日になればまた出勤しなくてはならないかと思うと胃がキリキリと痛みました。
朝8時になれば、24時間後には出勤しなくてはらならない…。
夕方になれば段々と次の日が近づく恐怖に襲われてきます。
そして夜になれば、寝たら朝になってしまうという恐怖から寝るのが本当に嫌でした。
もううつ病寸前だったのだと思います。そんな極限状態でした。
結局どうしたか？
そんな日々を過ごした私は、結局どうしたと思いますか？もうとことん追い詰められた私はある決断をしました。
結局私は…
「転職しました」
理由はもちろん、会社に行けなくなったからです。最終的には朝は一応目を覚ますことはできたのですが、立ち上がれなくなったのです。
そこまで来たらもう末期だと思い、転職することにしたのです。
そして勿論転職先は、SEとは関係の無い異業種を選びました。
転職サイトに登録して、何社か受けて…とそこまで苦労はしなかったです。
そして今は事務職として働いております。まだ20代だったということもあって、特に問題なく転職できました。
で今はというと、SEをしていたころに比べて比較的良い状況です。何よりも、精神的に追い詰められる日々が無くなったので、毎日が生き生きしております。
長時間の残業もなく…(サービス残業も)
同期と比較される惨めさもなく…
私の仕事が否定されることもありません…
今思うと、SEという仕事が絶望的に、私には向いていなかったのだと思います。
元々専門学校のとき、プログラムは習っていましたが、好きでも無かったし、手に職を付けたいという想いから何となくやっておりました。
その時は時間もたっぷりあったし、友達にも聞き放題だったので、向き不向きなどの適正なども分からなかったんでしょうね。
で実際にSEをやってみたら、根本からSEに向いておらず、仕事が出来なかったのだと思います。
私と同じ状況のあなたへ
私と同じ状況のあなたへ。
今回のように私と同じ状況の方は多いと思います。
仕事が出来ずに、毎日残業をして、同期に置いて行かれ、自分の仕事(居場所)が無い方。そして朝会社に行くことすら、無理になった方です。
そんな方には是非とも
「転職をおすすめいたします」
私も少なからずSEをしておりました。
そしてその中で、SEというのはある程度適正というものがあると感じました。やはり適正が無い人もいて、そのような方はいくら頑張っても仕事ができないのです。
ですのでそういう方は「向いていないかった」と割り切って転職したほうが良いです。
できないことをしようとして苦しむよりも、もっとあなたに向いている仕事を見つけて充実した日々を送った方が絶対に良いです。
そして
もしあなたが少しでも転職を考えている場合、今すぐ行動すべきです。
ですが勘違いしないでください。今すぐ異業種に会社に飛び込んで転職活動をしろと言っているわけでは無いです。
今すぐ転職活動、つまり転職サイトに登録すべきだと言っております。
転職活動ってとにかく時間との戦いなのです。
つまり、1分1秒を争うのです。実際に転職サイト上にあなたの希望する職種の会社があったとします。しかし明日にはその会社は掲載をやめてしまうことも日常茶飯事なのです。
ですので、転職を思い立ったら少しでも早く転職サイトに登録することが必要なのです。
そして、そんなの絶対無理とか思わないでくださいね！その程度の行動もできないようでは転職すら絶対にできませんよ？
今の辛い環境を少しでも変えたいと思っているのでしたら、まず今すぐ転職サイトに登録しましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか？今回は全く仕事ができなかった私のSE体験談を紹介しました。それでは今回のまとめとなります。
- 私は専門学校卒で新卒で中小企業のSEになった
- 新人教育で少し会社自体が怪しかった
- 職場配属当初もなんとかついていけた
- 段々と忙しくなってついていけなくなった
- 最終的には全く仕事ができなかった
- 会社に行くことすら辛く死にたかった
- 最終的には転職した
- 同じ状況の方には転職をおすすめする
となります。
実際に当時を思い出すと、今でも胃が痛いくらい嫌な思い出です。そんな思い出を胸に、あなたにある言葉を伝えます。
「私と同じ状況の方は今すぐ転職すべきです！」
何度も繰り返しますが、SEは向き不向きがあります。そのため、仕事ができない人はいつまで経ってもできません。
ですので、いくら努力しても出来ない仕事をして辛い思いをしているのでしたら、思い切って転職をしてみましょう。
人生が変わりますよ！
そして…
少しでも転職を意識しているならば今すぐ転職サイトに登録しましょう！
でも私なんて転職できるはずない…
とか思わないでくださいね。実際に私は入社1年で転職しました。勿論不利なこともあったかもしれませんが、それでも今の環境を変えたいために必死にしたのです。その結果、そこまで苦労せずに異業種へ転職できました。
その原動力は「もうあんな思いを1日でも多くするのが本当に嫌だった」という想いのみでした。
もしあなたが「今」を1秒でも早く変えたいのでしたら、今すぐ転職サイトに登録しましょう！行動しなければ何も変わりませんよ！
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だからこそ、私と同じ思いをしている人には、転職を進めております。
【私のおすすめ転職サイト】
転職を考えている人の誰もが、どの転職サイトを使えば良いのかメチャクチャ迷います。そんなあなたに、私から1つだけ紹介いたします。それは
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