「ああ文系でSEになんてなるんじゃなかった…」
あなたはそんな言葉を1度は口にしたことはあるのではないでしょうか?
現在世の中には多くの人がSEになっております。大卒、院卒、高卒、高専卒、専門卒、更には理系も文系も、男性も女性も、誰でもSEになれちゃうのです。そしてそれだけ人がいるとどうしてもSEに向いていない人も出てきます。
中でも一番ヤバいのは、
「文系の女性が一番SEには向いていないのです」
私は色々なSEを見てきましたが、やはり「文系」「女性」はどちらか一方でも当てはまる人は、SEの仕事についていけないです。
そもそもSEというのは、本当に理系の職業なんですよ。
でも世の中ではSEが不足気味なので、SE会社の人事は「文系でもできる」「女性でも出来る」「20代でもできる」とほのめかして新卒を採用するんです。
そんなの嘘ばっかりなのにね…。
ちなみにですが、かの有名なGoogleのSEはバリバリの理系しかいません。実際に休日に家でプログラムを寝る間も惜しんでやっているような人ばかりなんですよ。そしてmicrosoftもAppleもそんなバリバリの理系の人ばかりなのです。
そう、文系がSEをやっているのなんて日本くらいなもんなんですよ。世界を見れば、どれだけ文系がSEをやるなんておかしいのかが分かるのです。
ということで、今回は私が文系出身の20代女性が、何故SEとしてついていけないのか体験談を含めて解説いたします。
SEについていけない20代文系女性のあなた、必見ですよ!
後悔ばかりのSEについていけなかった体験談
まず最初に、私の悲惨な体験談をお話しします。
私は大学では文系、専攻は経済学でした。
もともと数学はそこまで得意ではなく、国語や社会が得意だったので文系を選んだのです。そして就職活動時に「文系でもSEになれるよ」と人事に言われ、面白そうだからSE会社のSEになってしまったのです。
まあたまたまレポートで触ったパソコンに興味があったというのもあったんですけどね。
「でもこれが悪夢の始まりだったのです…」
そして実際にSE会社に入ったら、全く研修についていけませんでした。まずIT用語のCPU、メモリ、HDDなどの基本的な用語が全て分からず。そしてプログラミングでは、JavaやC言語などを習うのですが、もう未知の世界過ぎて何一つ分からなかったのです。
周囲では理系の人がすらすらプログラミングをしているのを見て、本当に惨めな思いをしたものです。
その後、何も技術が身につかないまま現場に配属になったのですが、私の理解や技術は向上せず。そして半年経っても、何一つSEの仕事についていけなかったのです。
あのときは本当に辛かったですね…。
それでも私は何とか周りの人に追いつこうと努力をしました。例えば平日も家に帰ってからプログラミンの勉強をしましたし、休日もほとんどの時間を勉強に使いました。更にはいくつか簡単な資格を取ったりと、かなり努力をしたのです。
しかし、それでも全くSEについていけなかったのです。
そんな私に周りの人は、最初は優しくしてくれました。しかし全く役に立てないまま1年も経つと、先輩、同期、後輩に「役立たず」「無駄飯食い」などの陰口まで叩かれて、会社に行くのが本当に辛くなりました。
あの頃はよく駅から自宅までの間は泣いて帰っていましたね。もうその頃になると、
「あの時他の会社にしておけば…」
と新卒時の選択を後悔する言葉を何度も発しておりました。
そして追い詰められた私は、どうしてもSEという職業から逃げ出したくなり、ある日転職を決意したのです。
そしてすぐに転職サイトに登録して、自分の望む会社を探したのです。毎日夜遅く帰ってきては、希望の会社を探す日々を過ごしていました。
「どんな仕事でも良いからSE以外の仕事につきたい」
そんな思いを持ちながらSE以外の異業種を探す日々を過ごしました。
そんな日々を過ごしたところ、ある日4つほど期待できる異業種が見つかったのです。そしてすぐさま全てに応募し、1次試験、2次試験と受けたのです。
結果2社に内定をいただき、そのうちの1社を選び遂にSEから解放されることが出来ました。
で、実際に転職した感想はと言うと、
「SEから転職してホントに良かったです!」
やはり転職して一番実感したのは、SEという職業がどれだけ自分に向いていなかったかってことです。勿論今の職業も楽しいのですが、それよりも良かったのが「SEをしなくなったのがこんなに嬉しい」ということ。
SEをしていたときは、何も分からないし、とにかく苦痛以外感じなかったんですよね。それが他の職業を始めたところ、世界が一変したのです。
「ああ、これが仕事をしているんだな…」
という感想でした。
そう、そんな辛い経験が私にはあったんですよ。
そんな私の経験から、
「何で文系の20代女性がSEとしてついていけないのか?」
「そしてなぜ転職をおすすめするのか?」
を解説いたします。
理由1:文系はSEに向いていない
SEって実は数学に強くないといけません。
理由とすると、プログラミングをするにもバイト数の考え方や、メモリサイズなどが必要です。更には、サーバーを構築するにもサイジング(性能)の計算をしたり、その他ミドルウェアを設定する際の数値の計算などが必要となります。
このように、SEとしては相当数学を駆使するのです。
そんなことを考慮すると、
「文系はSEとしてついていけない可能性が高いのです」
理由は文系ってあまり数学が得意ではないからです。
文系は基本的に、理系に比べて数学の勉強時間が少ないです。更に私立文系出身者だと、高校時代から数学を勉強していない(捨てている)なんて人もいるくらいですからね。
そんな背景もあって、文系はSEになってもついていけない人が非常に多いです。
実際に文系出身の私もそうでした。
まずプログラミングですが、メモリの領域の計算が間違っていてパソコンがフリーズ。その他では、バイト数の考え方が分からずに、データの編集が出来なかったりと散々でした。
その結果、1週間で終わるはずの予定が、1ヵ月もかけてしまったという大失態を犯したんですよね。しかも結局プログラミングは出来上がらず…。結局先輩がしりぬぐいをしてくれたんですけどね。
更にあるサーバーの設定をしたときも大失敗をしました。
あるとき、サーバーのサイジング(性能)をして、ハードを選定したんですよ。そして実際の性能試験をしたら、期待していた値が出ずに性能問題になりました。結局ハードを増強して、ことなきを得たのですが、それだけで数百万の損害でしたね…。
またミドルウェアの設定も計算が出来ないために、適当な値を設定しました。その結果、お客様の試験中に動かなくなって、2週間ほどプロジェクトが遅延したという大問題になったのです。
あの時は本当に迷惑を掛けましたね。
やっぱり文系はSEをやっちゃダメなんですよ(*´Д`)
理由2:女性はSEに向いていない
SEって、常に論理的な思考が必要です。
そしてSEの仕事でも、特にプログラミングで論理的な思考が必要とされるのです。
プログラミングって、処理の1つ1つが非常に論理的なんですよね~。処理1が終わったら、処理2が始まって、次に処理3につながる。また処理8は、ずっと処理7が終わるのを待っているとかをキチンと考えます。
そして1つ1つに矛盾があったら、それ以上進まないような状態になっているのです。
そのため、
「女性がSEをするとプログラミングが全く出来ない場合があるのです」
この理由は女性は男性に比べて論理的な思考が苦手な傾向が強いからです。
実はこの得意・苦手の差って、男女の脳の作りによるものだと言われております。男性は脳の作りが、論理的な思考にが得意な構造をしており、女性は苦手な構造をしていると言われています。
逆に女性は感性(言葉・感情)では、男性より優れた脳の構造をしているんですけどね。
ちなみに私も、この論理的な考えが出来ずに相当辛い思いをしていました。
実際に私は数千stepのプログラムを何回も作っているのですが、どうしても論理的なところが弱く、なかなか処理がうまく出来ないのです。
例えばデッドロックを発生させたりするのは日常茶飯事で、論理的な矛盾がありすぎてまともにプログラムが動かないのです。
一番ひどかったのはあるお客様の案件で、緊急でプログラムを作ったときですね。お客様全員が使う仮想PCであるプログラムを使いたいと、緊急で私に依頼が来ました。他に対応できる人がいなかったので、対応したのですがこれが大失敗。
なんとお客様全体で使う仮想PCで無限ループが発生し、常にCPU使用率が100%になってしまったのです。
あの時は、朝の3時くらいまでリカバリを実施し、朝の6時まで怒られました。
何度やっても女性だと、論理的なところが弱いんですよ。私の周りの人も同じような状況なんです。
理由3:体力的にめっちゃ辛い
SEはご存知だと思いますが、めっちゃ残業があります。
理由はやはり、お客様からの無理な要望、無茶な要件定義変更、他には私たちの見積もり漏れ、考慮漏れなどによって、工数が増えてしまい、間に合わすために残業が必要になったこと。他には導入したハードウェアのバグ、ソフトウェアのバグ、また自分が作ったプログラムのバグ取りなども残業の原因になります。
そしてそんな体力勝負のところを考えると、
「女性はやはり体力的に相当辛いです」
理由は勿論、女性は男性に比べて体力が無いから。
そもそも男女では、体の作りが違います。男性は昔から狩猟などをしていた関係で体力がありますが、女性は家事や子育てに特化して男性と比べて体力があまり無いです。
実際にSEをしていても、その差を感じます。
SEは忙しいと、毎日の帰りが24時過ぎなんてのもザラです。そうすると男性はまだ耐えられますが、女性は結構辛く、頑張っても1週間が限界ですね。それくらい女性って体力が無いのです。
「更に女性は月に1度生理があるので、それもまた辛いです」
これあんまり男性は意識できていないのですが、整理って本当に辛いのです。
本音で言うと生理の初日、二日目くらいは本気で休みたい、それくらい辛い!私に言わせてもらうと、整理中に残業なんて、はっきり言ってあり得ないくらいです。
また余談ですが、徹夜して他に気になるのが「臭い」です。
男性は体が臭くなっても、徹夜の勲章とか言ってますが、女性は本気で気にします。実際に徹夜して家に帰らなかったりしたら、ストッキングの臭いとか物凄いんですから。
あんな臭いなんて、男性にかがれたらもうその職場にいられません。それくらい臭いも気になるのです。
なので女性って、体力的に見てもSEという職業についていくことができないんですよ。はぁ~(*´Д`)
結局何で転職した方が良いの?
ここまで20代の文系女子が、何故SEの仕事についていけないかの理由をお話ししました。こんな話をすると、
「じゃあ私は文系の女性でSEをしているんだけどどうするの?」
と多くの人が言ってきます。
そんなあなたに、私からひと言。
「今すぐ転職しないと一生を棒に振ります!」
この結論は私の体験談から来ております。
私は文系の女性である時点でSEとしてついていけないことを、業務を通じて痛感いたしました。
平日や休日にITやプログラミングの勉強をしても、何一つ全く身につかず。更には簡単なものとは言え、資格を取っても、SEの仕事についていけるようになりませんでした。
そしてその原因は「文系であること」「女性であること」でした。
そもそもの出発点でSEになることを間違えていたんです。そしてそれはいくら努力しても、埋められない根本的な部分ということに1年近くの年月をかけて気づいたのです。
なので私はあなたに転職をおすすめしているのです。
「でも異業種に転職なんて私は無理…」
なんて言わないでくださいね。
20代のうちの転職ならば、一番重要視されるのは「可能性」なのです。そして可能性というのは、どれだけ年齢が若いかによって評価されるのです。
つまり、決して現時点のSEの経験ではないのです。
実際に転職してみればわかるのですが、20代で転職した人はとにかく若い人が多いです。24歳、25歳なんてザラで、23歳なんて人もいるくらい、とにかく若い人が多いのです。
なのであなたも若いうち、つまり1秒でも早く転職して、有利に転職をすすめるべきなのです。27歳くらいまででしたら、ホント簡単に異業種に転職できますからね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は文系出身の20代女性がSEについていけないなら転職すべき理由を紹介しました。
それでは今回のまとめです。
- 私も文系の20代女性でSEについていけなかった
- 理由1:文系は数学的な勉強が少ないためにSEに向かない
- 理由2:女性は脳の構造上論理的な思考が男性よりも苦手だからSEに向かない
- 理由3:SEは残業が多く体力勝負なため女性には向かない
- SEから異業種に転職は可能なので今すぐすべき
となります。
最後に私からひと言、
「20代文系女子がSEとしてついていけないなら今すぐ転職しろ!」
となります。
理由はこの記事でも語った通り、「文系」「女子」に当てはまったらSEって本当についていけないんですよ。これは差別でもなんでもなく、今までの勉強の経験、性別による脳の差、性別による体の仕組みの差で、しょうがないものなのです。
なのでありのままを受け入れて、まず転職をすべきなのです。
それでも転職に二の足を踏むあなたは、よく考えてくださいね。
多分あなたが転職に踏み切れないのは、転職のリスクなどが気になるからですよね?
転職って勿論、リスクがあります。実際に新しい仕事が自分に合うのか、今やっている仕事をもう少し続ければSEとしてやっていけるかも、とかほとんどの人が思っています。
でもですね、
「現時点でSEとしてついていけない時点で転職した方が良いです」
私の経験上、最初の1年でSEについていけなかったら、永遠に向いていません。どの人を見てもそうでしたので、これは間違いが無いです。
事実、私の周りで最初の1年でSEの仕事についていけなかった人で、出来るようになった人は皆無です。
でしたら1秒でも早くSE以外の異業種に転職し、あなたの望む道へ歩み始めませんか?
あなたが迷っているその1秒、その1秒がのちに大きな差になるのです。折角1度しかない人生、後悔が無いように今転職への一歩、つまり転職サイトへの登録を踏み出しましょう。
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