月収25万？給料が安すぎる地方の零細企業40代SEがすべきこと

地方の零細企業で、40代になってもSEをしているあなた！

あなたの給料はどうですか？めっちゃ低くないでしょうか？私も40代で地方の零細企業でSEをしておりますが、ヤバいくらい月収が低いので本当に勘弁して欲しいです。

月収が低い、低いと言いますが、実際に私の給料はいくらかというと…

「手取りで20万円ちょっとです」

いくら地方に住んでいるからって、手取りで20万円て…。いやいや、車のガソリン代すら悩んじゃうくらい、本当に洒落にならない額ですよね。

そんな私の悲惨な現実を語りたいと思います。

男性1さん

地方の零細企業って悲惨とは聞いていましたが、本当にそんな給料なのですか…？

男性3さん

ええ…信じられないでしょうが、それが現実なのです。

今回は私が、その悲しい現実を解説しますね。

私の年収を暴露！

私の給料が低いのは、冒頭で伝わったと思います。

これから私の悲惨な話を続けますが、その際にどれだけ私の給料が低いのかをあなたに知ってもらうために、年収も暴露します。

私の年収はというと…

「私の年収は350万円です」

…

……

………。

ほら、言葉にならないでしょうｗ

ちなみに私のスペックは以下の通りです。

• 年齢：48歳(28年目)
• 会社：Aシステム株式会社(所謂地方の零細企業)
• 学歴：専門学校卒
• 年収：350万円
• 結婚：既婚、子供2人

いかがですか？40代後半、いや50代目前でありながら、

「年収が350万円なんですよ！」

他の中小企業(そこも零細企業)の同じくらいの年齢のSEは少なくても400万円、多くて500万円は貰っているっていうのに…私は350万円ですよ。

何故こんなことになってしまったのでしょうか？未だに不思議です…。

年収350万円だと生活はどうなるの？

40代SEで、年収が350万円の私。

世間の中小企業の40代SEは400万円、500万円もらっているというのに、私は350万円。愚痴ってもしょうがないですが、正直今も泣きそうです。

この章では、そんな私の生活を暴露したいと思います。

確かに私は地方という、物価の安いところに住んでおります。食べ物も、家賃も安いですし、ガソリンも安いです。でも、でもですね…

「それでも生活は相当きついんです」

年収350万円という現実は、それほどヤバいのです。

これから私の「ヤバさ」を解説したいと思うのですが、更に具体的な私の収入を把握してもらえると、現実が伝わると思いますので、少し詳細に解説いたします。

私の給料は、月25万円で12ヵ月で300万円。ボーナスが年2回支給の50万円となります。そして年収は、それぞれを合計して350万円となります。

あ！ちなみにですが、私は一応、課長代理という役職がついているので残業代は出ません。まあ、そんなものです…。

そして上記は支給額、つまり額面の給料のため、手取りはもっと少なくなります。そうですね…だいたいひと月あたり、大体22万円くらいです。

そして私の給料が分かったところで、詳細な生活水準を解説します。

まず私はアパートに住んでおります。家賃は月7万円で2LDKです。地方なので家賃は安いんです。そして光熱費やスマホ代が月5万円となります。更に食費は切りつめて月5万円となります。

そして私の小遣いが月1万円くらいです。昼食はお弁当で、飲み物はお茶となってポット持参です。会社の飲み会は月1回、妻にお願いしてお金をもらっております…。

タバコすら吸うのを悩むくらいのお小遣いですが、それでももらえるだけありがたいです。

そして最終的に家に残るお金はいくらかというと、22万円 – 17万円 = 5万円となります。

1月あたり、余裕が5万円しかないのです。これが現実です。

外食をしようにも、本を買おうにも、ゲーム機を買おうにも、この月5万円から捻出するしかないのです。

あ、あとボーナスがあるじゃん！って突っ込みがあると思います。しかしボーナスはですね…ほとんど車の維持費と、保険で無くなります。

私が住んでいるのは地方なので、まず車が必需品になります。そしてその車の維持費やガソリン代、保険代がすっごいかかります。

また健康関係の保険代もすごいかかります。子供の分も合わせたらホント発狂ものです。

一体私は何のために生きているんだろう…(´；ω；`)ｳｯ…

何故40代にもなって年収が低いんだろう…

私は何故40代まで必死で会社のために働いて、給料がここまで低いのでしょうか？

だって月収25万ですよ！マジヤバいっすよね！

理由は色々とあるのですが…

「もう零細企業の仕組みがダメなのです…」

零細企業って、その社会的な構造にハマった瞬間に低月収・低年収の抜け出せない状況になってしまうのです。

この世の社会構造ってそういうものなのです。中小企業も下請け企業も、みんなそんな社会構造に組み込まれているんですよね。

ということで、社会の悲しみを解説します。

不安1：零細企業の給料が低い

まずこんなことを言うとどうしようも無いのですが、「零細企業の給料が低い」のです。

私の会社は、零細企業というだけあって、まず給料は低いのです。

実際に零細企業って、社会的な構造から、零細企業は元受け企業(大手企業)からの1次受け、2次受け、3次受けとなります。

そして、ガンガンピンハネされて仕事が回ってくるのです。

例えばある仕事で1000万円の仕事があったとします。

それを1次受けが原価率80%、2次受けも原価率80%で発注してきたとします。すると3次受けの私たちは、元受けが1000万円で受けた仕事を640万円でしないといけないのです…。

こんな社会構造である時点で、社員の給料は低いままなのですよ…。

あ～あ…(´；ω；`)ｳｯ…

不満2：早いうちに役職にされて残業代が出ない

次の給料が低い理由ですが、零細企業では「早いうちに役職にされて残業代が出ない」からです。

零細企業の唯一の良い部分(？)は残業が多いところです。つまり、残業をすればするほど給料がもらえるのです。しかし、零細企業はこんなことにもきっちりと対応してきております。

それは、役職という残業が付かない制度を作ったのです。

具体的には、こんな感じです。

・一般社員

———残業代が出ない壁———

・主任

・課長代理

・課長

・部長(役員)

・社長

と上記のようになります。

そして残業代がでない主任になるまでに、大体3年位かかります。逆に言うと、3年も経てば残業代がでない役職になれるのです。

私もこの罠にはまって、ずっと残業代がでていないんですよね…。

ちなみに、中小企業も、下請け企業もみんな同じ想いをしておりますねｗ

不満点3：上が詰まって出世できない

3つ目の給料が低い理由ですが「上が詰まって出世できない」からです。

つまり、上の役職が空かないので出世できないのです。

給料が安いのは改善できないとなれば、残るは出世によって給料を上げることを狙うことしかありません。しかしですね、零細企業は、それも出来ないのです。

現在の私の会社では、役員が4人、課長が4人、課長代理が4人、主任が10人、一般社員が10人です。そして各役職毎にその人数は決まっており、その上が抜けない限り出世できないのです。

私が今課長代理なのですが、課長の4人は全員40代で辞める気配は無いです。そして課長の上の役員も全員50歳で、あと10年は続けます。

つまり、課長代理から上は全員詰まっている状態なのです…。

こんな状態でこれ以上どうやって、給料を上げれば良いんでしょうか…。

( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

給料が低いと直面する現実

年収が350万円の私。

40代でここまで年収が低いと様々な問題に直面します。趣味ができないとかそういう問題ではなく、生活面自体がかなりきついです。

はっきり言って、

「生活自体がかなり厳しいものとなります」

私が1人ならば、なんとかなるのですが、現在は妻も子供も2人いる状態です。ですので、これだけの収入だと生活することすらかなりきついのです。

ということで、私の悲惨な現実をハンカチをご用意してご覧ください。

苦しい生活1：子供を私立へ行かせられない

最近不安なのが「子供を私立へ行かせられない」ことです。

先ほど申し上げた通り、私どもは月5万円しか余裕がありません。そのため子供が高校へ上がるときは、公立ならばまだしも、私立へは行かせられないのです。

だって、私立高校って月3万円とか教育費がかかるので、月5万円しか使えない私たちでは無理なのです…。

子供の高校受験や大学受験の度に、国立、公立を勧めなくてはいけない私が本当に惨めなのです。

ごめんね…。

苦しい生活2：貯金ができない

2つ目の現実は「貯金ができない」ことです。

先ほど月5万円しか使えないと言いました。そうすると必然的にできないことがあります。それが…

貯金なんですよね。

私どもは出来る限り出費を抑えております。

しかし、それでも子供は成長するし、習い事も少しはさせないといけないです。すると貯蓄に回せるお金が少なくなって、結局月に1、2万円くらいしか貯金はできなくなってしまうのです。

元々収入も少ないので、これでは更に不安が増すばかりです。

ちなみにですが、私の過程ではまだ100万円も貯蓄がないです。それが40代SEの現実です。

苦しい生活3：家のローンが組めない

そして一番後悔しているは「家のローンが組めない」ことです。

30代半ばを迎えると、段々と考えてくるのがマイホームを購入すること、もしくは建てることです。周りの人も、子供が生まれて段々と家を建て始めます。

しかしですね、

私はというとローンが組めずマイホームを購入できなかったのです。

実際に私も35歳で銀行にローンの申し込みに行きましたが、断られました。理由はもちろん「勤め先が不安定だから」です。確かに私の会社は不安定で、ボーナスが出ない年もあったくらいです。

しかし当時は設立してから15年以上経っており、会社が出来てからそこそこ長い期間経っておりました。

それでも銀行の審査を通らなかったのです。

同規模の他の中小企業の人ならば通ったのに…何故うちの会社だけ通らないのだろう…。

はぁ…(´・ω・`)

給料を上げるにはどうすれば良い？

いかがですか？

ここまで地方の零細企業(中小企業・下請け企業も含む)の40代SEの悲惨な現実を詳細に紹介しました。

もしあなたがこんな状況に陥っていたら、どうすれば良いのでしょうか？もっと仕事を頑張る？耐えて昇進を狙う？

答えは…

「転職するのが一番です！」

あなたの年収が低い原因は、あなたの会社です。

だって考えてみてください？元々の年収が低いのは下請け企業で2次受け、3次受けをしているからです。そして残業代が出ない仕組み、昇進できない仕組みなど、下請け企業ならではの仕組みであなたの給料が上がらないのです。

だからあなたは他の会社に転職するべきなのです！

と言って、今すぐ求人情報誌を見て電話をしろと言っているわけでは無いですよ。

今すぐ転職活動の行動をすべきだといっているのです。

転職活動と言っても色々とありますが、一番取り組みやすいのが転職サイトに登録することです。5分程度で登録できて、あなたの希望の企業がすぐに見つかるのです。大体40代で転職に成功している人は、とりあえず転職の第一歩として転職サイトの登録をしております。

そしてこれくらい出来ないと、あなたはいつまで経っても低い月収のままです！行動しないと、現状は何も変わりません。子供を幸せにするためにも、少しでも行動してください！

あと転職サイトですが「登録無料」です。

そして登録時間も5分程度と凄く早いです。これだけの手間で、様々な転職先が見つかるなんて、本当に転職の第一歩としては誰もが利用するものです。

今まで行動しなかったら0ですが、少しでも行動したら1以上になります。あなたが「今」を変えたかったら、すぐに行動してください！

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まとめ

いかがでしたか？

今回は地方の零細企業に務める、40代SEの悲惨な現実を紹介しました。それでは今回のまとめです。

• 地方の零細企業の40代SEの年収は350万円
• 現実の月収は25万円で手取りは22万円ほど
• 40代で月収が低い理由は零細企業のせい
• 給料が低いと子供や家庭を不幸にする
• 給料を上げるには転職以外に道は無い

となります。

実際にこのような現実なのが、地方の零細企業に勤めている人なのです。

そして私が感じるのが、

「40代で年収350万円はいくら何でも低すぎます！」

私の周りのSE会社を見ると、私と同レベルのSEで年収450万クラスはごろごろおります。というかそれが普通です。

しかし私は年収350万円…。

私の人間性、技術力など原因は色々とあると思います。ですが、一番大きいのが会社かなと色々な観点から痛感しております。

そしてあなたが給料を上げたいと思うのならば、転職すべきです！

私なんて転職したって無理だよ…

なんて考えないでください！

それは誰もが持っている不安なのです。あなたの価値を決めるのは転職先の会社であり、あなたでは無いのです。今までしっかりと仕事をしてきたのでしたら、それを自信にしてまず行動してみましょう。

転職に成功している40代SEは、とにかく行動しております。不採用になっても、すぐ次の会社を受けており、年収が100万円近く上がったりしております。

そしてすぐに行動する人ほど、すぐに転職出来てしまうのです。

つまり、行動する人ほど転職はできるのです。もしあなたが「今」を変えたいのでしたら、すぐにでも転職サイトに登録して行動してください。

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男性1さん

地方の零細企業の悲惨さを垣間見ましたね…。本当に大変なんですね。

男性3さん

やっぱり子供にかけられるお金が無いのが辛いですね。こんな想いをするのならば、思い切って転職に踏み切るのが一番ですよ！