地方下請け企業の30代SEで、年収が低くて辞めたいと思っているあなた!
その気持ち凄くわかります。地方そして下請け企業という条件だと、いくら30代でも年収は本当に微々たるものです。都会の人には分からないと思いますが、かなりヤバいくらい低いですよね。
では地方の下請け企業の30代SEの年収がいくらかというと…
「実際に私の年収は約300万円です!」
いかがでしょうか?あまりの年収の低さに、誰もが唖然としたと思います。私も紹介していて、本当に泣きそうになっております。でもこれが現実なのです。
そんな私の年収の低さの原因、そしてその年収で生活する悲惨さを紹介したいと思います。
是非ともハンカチを用意して、ご覧くださいねw
ということで、今回は私が解説しますね!
目次
私の年収を暴露!
それではまず、本当の私の年収をあなたに伝えたいと思います。
これから話を進めるのに、正確な年収を知らないと話にならないですもんね。それでは私の実際の年収ですが…
「実際に私の年収は320万円です」
悲しいですが、これ本当の話なんです。いや~書いていて泣きそうですw
もっと詳細に年収の内訳を解説すると、以下の通りです。
- 年齢:39歳(21年目)
- 会社:Aシステム株式会社(所謂地方の下請け企業)
- 学歴:高校卒
- 年収:320万円
- 結婚:既婚、子供1人
どうでしょうか?
30代なのに、年収320万円ですよ!
320万円!
これではいくら地方と言っても、生活が相当怪しくなるレベルです。学歴は高卒ですが、それでも21年も勤めてこれですからね…。
大手企業のSEの2年目の方がはるかにもらっております(多分400万円くらい)よね。
それでは、この悲しい現実を踏まえて解説に移ります。
年収320万円だと生活はどうなるの?
年収320万円という30代SEの私。
う~ん、語る度に泣きそうになりますねw
私は一応住んでいるのが地方ということで、物価は確かに安いです。ですので、確かに320万円でも生活できると言えばできます。
しかしこの年収で生活がどうにかなるかというと…
「はっきり言ってどうにもならない状況です」
ということで、私の実際の生活をお話します。
…と実際の生活をする前に、私がどのくらいの支出があるかをあなたが知らないと何も分からないですよね?ということで、少しだけ私の生活をお見せします。
ちなみにですが、私の年収の内訳とすると以下の通りです。
私の給料は、月23万円で12ヵ月で276万円。
ボーナスが年2回支給の44万円となります。
年収はそれぞれを合計して320万円となります。
ああ…書いていて泣きそうw
書いていて本当に悲しくなりましたが、これが現実です。そして上記は支給額です。つまり手取りはもっと低く、月20万円くらいになってしまいます。
それではこの状態で私の生活を解説させていただきます。
まず家賃が月6万円で、光熱費やスマホ代が月4万円となります。また食費が切りつめて4万円となります。
そして私の小遣いが月2万円です。マジでタバコすら吸えないです。でも嫁にはこれだけでも私にくれてありがとうと言いたいです。
そして手取りの20万円からこれらを差し引くと、手取り20万円 – 16万円となり、残りは4万円となります。
つまり、私と嫁と娘は月4万円の余裕しかないのです。
ちなみにボーナスは夏冬合わせて44万円ほどありますが、車や保険で全部無くなります。地方なので、自動車通勤が当たり前なんですよね…。そして病気などの保険や車の保険、またガソリン代などで全部消えてしまうのです。
はぁ~(*´Д`)
これではキツイですよね…。というか何をすれば良いのか…。
何で年収が低いの?上がらないの?
ここまで私の給料が低いことを解説しました。
それでは、なぜ私の給料がこんなに低いのかを解説します。勿論、下請け企業ということもあるのですが、それ以外にも原因はあるのです。
それではなぜ給料が低いかというと…
「元の給料が低いし、そもそも給料が上がる仕組みがないのです…」
う~ん、なんでしょうね。
下請け企業ということもあるのですが、そもそも会社としての制度も疑問点が多いのです。例えばある程度の年齢にならないと出世できないとかね~。
まあ詳しくはキチンと解説させていただきますので、次をお読みください。
不安1:そもそもの給料が低い
まず下請け企業である時点で「そもそもの給料が低い」です。
これはどこの下請け企業でもそうですが、下請け企業というのは社会の構造上給料が低いのです。もう地方に済んでいる時点で、ほとんど80%以上が下請け企業です。
ですので、これはどうしようもなりません。
あと中小企業や零細企業も地方ではほぼ同義で、下請け企業です。地方何てそんなものなんですよ…。
これは諦めるしか無いんだよなぁ…
はぁ~(*´Д`)
不満2:年功序列制度が根強い
お次の給料が低い原因は、下請け企業では「年功序列制度が根強い」からです。
元の給料が低いならば、昇進すれば良いじゃん!と思って私は昔頑張りました。
しかしですね…
年功序列制度の存在によって、その努力は無意味になったのです。
実は地方の下請け企業では、年功序列制度が根強くなっており、歳が上がるにつれて昇進します。逆に言うと、どんなに優れていても年齢が上がらないと昇進できないのです。
ですので、いくら30代で頑張っても、昇進に必要な年数にならない限り出世はできないのです。以下があくまで目安の昇進スピードです。
25歳:主任
↓
35歳:課長代理
↓
40歳:課長
↓
45歳:部長(役員)
これは非公式ですが、これくらいの目安があります。つまり、30歳の人がどんなに凄い功績を挙げても、絶対に課長にも課長代理にもなれないのです。
ですので、歳を取らないと昇進も出来ず、給料が上がることも無いのです。
だからいくら頑張っても現状維持、最悪降格なんですよね…。
あ、私ですか?39歳にしてまだ主任です。課長代理にはまだなれないんですよね。うーん、いつ上がれるんだろう…。
(´;ω;`)ウッ…
不満点3:2次受け3次受けだから
3つ目の理由ですが、元受けの会社の「2次受け3次受け」だからです。
つまり、元受け企業(大手企業)のピンハネ率が半端なく、会社に入ってくるお金が少なく、従業員の給料が増えないのです。
基本的にIT業界は発注の順序が、元受け企業→一次受け→二次受け→三次受け…と続きます。そして発注されるたびに、原価率(ピンハネ率)というのがあり、どんどんピンハネされます。
つまり、〇次受けの下の方の下請けになればなるほど、ピンハネ率が上がるのです。
つまり大手企業が1000万円の仕事を請け負う場合を想定します。
・1次受けが1000万円の25%を利益にして2次受けへ(原価率75%)
・2次受けが750万円の20%を利益にして2次受けへ(原価率80%)
・3次受けが600万円の仕事を請け負います。
この3次受けが私たちであり、本来1000万円の仕事を600万円で請け負っております。そして1次受けや2次受けはピンハネをしまくり私たちへ丸投げしているのです。
こんな状況なので、私たちのような下請け企業は利益の出ない仕事ばかりで会社の売り上げは上がらず、給料も全く増えないのです…。
もう辞めようよ、そんな仕事…と言っても、そういう仕事以外、地方の中小企業(下請け企業)には無いんですよね。
だから零細企業なんだよ…辛いよ…(´;ω;`)ウゥゥ
給料が低いとできないこと
年収300万円程度という私。いくら田舎暮らしと言っても、こんな年収で妻も子供もいる中で、こんな年収でどうやって生活しているのかというと、
「はっきり言って相当生活は厳しいです」
ということで地方の下請け30代SEの涙が出そうな生活をご覧ください。
いや~書いていて泣きそうになってきますねw
苦しい生活1:子供の習い事をさせられない
まず一番心苦しいのが、「子供に習い事をさせられない」ことです。
先ほど説明した通り、私達は月4万円しか自由に使えません。つまりこの4万円で生活で必要なもの以外を実施する必要があるのです。
そうすると、できないのが子供の習い事です。
私の子供は7歳になり、小学校に上がりました。そうすると周りの子供は、ピアノ、塾、書道、スイミングなどの習い事を始めます。すると子供も通いたそうにしているのですよね。
でもどれも1つ5000円~10000円ほどします。4万円の中からそれを払うとなると相当きついですよね…。
こどもにはかわいそうですが、今のところ我慢してもらっています。
本当に、ごめんよ…。
できないこと2:貯金ができない
2つ目の問題は「貯金ができない」ことです。
さっき自由に使えるお金が月4万円と申し上げました。そうすると急な出費や外出時のお金などがこの4万円から出費されます。
すると出来ないのが…貯金ですよね。
私の家族は月4万円の中から、余ったお金を毎月貯金に回しております。しかし、月4万円のうち、のこる額なんて大した額では無いです。
良くて1万円~2万円。最悪マイナスです。そのため子供が生まれて小学校に上がっても、100万円の貯金も無いのが現状です。
ああ…将来が不安すぎる。
できないこと3:家が購入できない
そしてできないことの3つ目は「家が購入できない」ことです。
この歳になってくると、周りがすることと言えば「マイホームの購入」です。やはり子供も育ってくると、持ち家を購入する人が増えてきます。ローンで建売を購入する人もいれば、ローンで自分で土地を買って、マイホームを建てる人もいます。
私はというと…それが出来ないのです。
理由はローンが組めないからです。やはり私の会社は、下請けで、そこまで実績がない会社だから銀行がローンを組ませてくれないのです。
そのため、持ち家を持つことができないのが現実です。
ああ…やはり下請け企業になんか就職するんじゃなかった…。
年収を上げるにはどうすれば良い?
どうですか?ここまで地方下請け企業の30代SEの悲惨すぎる現実を紹介しました。
もしあなたが私と同じ状況でしたら、どうすればよいでしょうか?我慢して昇格するのを待つ?こんな状況でもガンガン頑張って成果を見せてみる?
一番良いのは…
「転職することです!」
今あなたを追い詰めていることは、あなたの会社自体が問題なのです。何故なら、給料が低いのは下請け企業だからだし、昇進できないのも年功序列の影響が高いです。更に2次受け、3次受けの体質は永久に変わりません。
つまり、あなたが所属する下請け企業を変えないと何も変わらないのです。
そしてあなたは転職に向けて、今すぐ行動をする必要があるのです!
でも勘違いしないでくださいね。今すぐ飛び込みでどこかのSE会社に行けと言っているわけではないですよ。
今すぐ転職活動の第一歩を踏み出す必要があると言っているのです。
例えば転職サイトに今すぐ登録して、あなたが望む年収の会社を調べてみるなどをします。実際に転職に成功している人は、思い立ったときにすぐ行動している人なのです。後でいいやなんて思わずに、5分もかからず終わる転職サイトへの登録をすぐに実施しているのです。
そしてこんなこともできなければ、永久に転職できないことも心得ておいてくださいね!あなたが今転職サイトに登録するするか否かで人生は大きく変わりますから!
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今行動しなければ0ですが、何か1つ行動すれば1以上の結果をもたらします。今行動することが大事なのです!
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まとめ
どうでしたか?
今回は地方の下請け企業の30代SEの年収が300万円程度という悲しみの現実を紹介しました。あまりの悲惨さで、涙で頬を濡らした方も多かったでしょう。
それでは今回のまとめです。
- 私の年収は320万円!
- 月に自由に使えるのは4万円
- 年収が上がらないのは下請け企業だから
- 給料が低いと貯金もできないし持ち家も持てない
- 給料が低い場合の解決策は転職しかない
となります。何て悲しい現実なのでしょうかw
この記事を書いてみて、何度も思い返したのが…
「30代で年収320万円は本気でヤバいです!」
だって周りのSE会社を見ても、30代といえば大体400万円はもらっております。しかし同じレベルの私が年収320万円て…やっぱり会社の差だよな…と思います。
ですのでこの状況を打開するには、やはり今の会社を辞めて他の会社に行くしかないですよね…。
そしてもしあなたが私と同じ状況の30代SEだったら、転職を勧めます!
いやいや、そんな簡単に転職って言うなよ…
なんて言わないでくださいね!
実は30代SEって一番転職しやすいんです。私と同じ会社の30代SEはガンガン転職しております。実際には、今よりも年収100万以上高い会社にも転職できております。
それくらい30代SEって需要があって、転職がしやすです。更に、あなたが自分に価値が無いとか思っても、転職先から見たら凄い価値があるのかもしれないのです。現にそういう事例は山ほどあります。
つまりやってみないと分からないのが転職です。
ですので、まず諦めず行動してみてください。
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