仕事の夜間呼び出しが嫌なSEのあなた!
常駐SEをしていると、どうしても避けられないのが仕事の夜間呼び出しです。寝ていても、家族とご飯を食べていても、彼女とデートしていても所かまわず夜間の呼び出しはきます。
本音を言うと、あれ本当に辞めて欲しいですよね。
実際、かけてくるのは上司だったり、お客様だったりと色々な人です。中には契約も無いのに困り果てて電話してくるお客様もいたりで、本当に嫌になってしまいます。
私も昔彼女と一緒にご飯を食べて、そのあと初めてお泊りというときに、あるシステム障害で上司から夜間の呼び出しを受けたことがあります。ええ、もちろん行きましたよ。SEという社畜である以上行かなくてはいかないですからね。
そしてシステム障害はリカバリできたのですが、彼女のリカバリは失敗し別れることになってしまいました…。
あのときほど、SEという職業を恨んだことは無かったですね。それくらい夜間の呼び出しって最悪なんですよ。
そして夜間の呼び出しが心底嫌になって、どうにかならないかと思っているあなたに朗報です。
「実は夜間呼び出しが嫌な人には3つのすべきことがあるのです!」
私も色々な事情があって、夜間の呼び出しが嫌でしょうがなかったのです。
だって、
- 楽しみな夜間ライブあるのに呼び出し
- 家族と夜に出かける約束があるのに呼び出し
- 彼女と夜に大事なデートがあるのに呼び出し
などなど、本当に最悪な事態が多すぎたのです。
そのため、この呼び出しが何とかならないかと試行錯誤したのです。
例えばプロジェクトを変えたり、異動したり、転職したりです。その結果、夜間呼び出しがどうしても嫌なSEが何をすれば夜間コールが避けられるか分かったのです。
ということで、今回は夜間呼び出しが嫌な場合に取るべき行動を紹介します。
何で仕事の夜間呼び出しってされるの?
それではまず、「何で仕事の夜間呼び出しってされるの?」という質問に回答します。
普通に仕事をしている限り、仕事で夜間呼び出しなんてされません。それは普通のSEも同じです。
しかしSEって特殊なSEがいて、その場合に仕事の夜間呼び出しがされるのです。
それは何かというと…
「常駐SEというSEが夜間呼び出しをされるのです」
この常駐SEというのは、お客様先に常駐し、システムの保守などを実施するSEです。具体的には超重要システムを導入している金融機関、政府系機関などのお客様先にSEが常駐しているのです。
ちなみに私は金融系の元常駐SEです。
そしてなぜ常駐しなくてはいけないかというと、障害があったときに1秒でも早く駆けつけて障害対応ができるようにしなくてはいけないからです。
想像してみてください?もし金融系でお金がおろせなくなったり、お金の振り込みができなくなったらどうなるでしょうか?最悪企業自体が資金繰りができなくなり、倒産につながる会社もあるのです。なので1分1秒でも早い対応が必要となるのです。
そしてそれらのシステムはほぼ24時間稼働しており、夜中でも普通に処理を実施しています。24時間お金がおろせるのも、そういう背景があるんですよね。そういう意味もあり、24時間対応する必要があるのです。
そのため夜中の2時に障害が発生したりしたら、お客様からSEに連絡が行き、対応を実施しなくてはならないのです。
「それがSEの仕事の夜間呼び出しなのです」
私も常駐SEを10年以上しましたが、とにかく色々な案件で夜中に呼び出しを受けました。
例えば午前2時に寝ている中、ジョブが1つエラーになったから対応してほしいと連絡を受けたこともありました。まあ結局お客様のアプリでエラーになっていたため、私共のせいじゃなかったんですけどね。
ふざけんな!っと。
他には、午前3時にサーバーの半分が再起動失敗したと連絡を受け、9時までに全台手動で起動させたりもしましたね。あれは本当に辛かったです。
こんなことが常駐SEだと、日常茶飯事なのです。
じゃあ夜間呼び出しを受けないようにするにはどうすればよいのでしょうか?そう、単純で明快な答えがあるのです。それは
「仕事の夜間呼び出しを受けない=常駐SEを辞める」
ということと同義なのです。
結局、常駐SEをやめれば夜間呼び出しは無いんですよね。
ということで、どうすれば常駐SEを辞めるようになるのかを解説いたします。
すること1:プロジェクトを異動する
まず1つ目は「プロジェクトを異動する」ことです。
基本的に大企業の常駐SEって、プロジェクトごとに常駐となっております。
つまり、A企業担当はA企業プロジェクトの常駐、B企業担当はB企業プロジェクトの常駐、C企業担当は非常駐などとなっております。
ですので今いるプロジェクトを異動すれば、
「常駐が無くなり、夜間呼び出しが無くなるのです」
私には夜間呼び出しを、滅茶苦茶嫌がっていた同期がいました。
その同期が担当していたシステムは品質が悪いシステムだったため、夜間にエラーが頻発していたのです。そのため同期は、しょっちゅう同期は夜間呼び出しを受けていたんですよね。
そんなある日、同期が常駐SEを辞めたのです。正確には常駐SEをしているプロジェクトから、常駐をしていないプロジェクトへ異動したのです。
「あいつやりやがったな…」
私はそんな想いでいっぱいでした。
彼は他の仕事をやりたいということで、違うプロジェクトへ異動したんですよね。まあ多分今の夜間呼び出しが嫌だったので、そういう名目で異動したのでしょうが。
このように、プロジェクトを異動して、常駐SEを辞めるというのも1つの手です。
ただし、これは問題点があり、いくら上司にプロジェクトを異動したいと伝えてもなかなかやめられません。
まあそりゃあそうで、常駐SEって慢性的に不足しているために簡単に辞められないのです。私も辞めたくて何度もプロジェクトを異動したいと伝えたのですが、常駐SEをやめられたことは無かったです。
まあ、異動なんて必ず出来るわけじゃあないんですよね。
はぁ~(*´Д`)
すること2:違う部署に異動する
2つ目の手段としては「違う部署に異動する」ことです。
基本的に大企業のSEって、部署によってSEの勤務先が違います。例えばAシステム事業本部だと常駐メイン、Bシステム事業本部だと基本社内開発など、部署によってSEが仕事をする場所が違います。
ですので常駐の無い部署のSEになれば、今の常駐先を辞めることが出来るのです。
そして違う部署のSEになると、
「常駐SEを辞められ、夜間呼び出しが無くなります!」
私の先輩も同様な手段を使いました。
彼はインフラの常駐SEでしたが、常駐SEを辞めたいために他の部署への異動を試みたのです。そして目を付けたのが、D事業本部です。そこではアプリケーション開発をメインにしており、SEはすべて自社に勤務していました。
そのため先輩は、アプリ開発がしたいことを言い続け、1年かけてD事業本部に異動したのです。
このように仕事はSEだけど、今と違う仕事内容の部署を希望するのも、常駐を辞める1つの手だと言えます。
しかしこれも問題点があります。
大手企業になればなるほど、部署間の異動って難しいのです。
先輩の例では1年で異動で来ましたが、これは非常に稀なことで、基本は出来ないです。私も5年くらい部署間の異動をお願いしていますが、全く異動できそうにありません。
それくらい出来ないものなのですよね。
ですので違う部署への異動は、そういう手段がある程度という認識が良いかもしれないですね。私も5年間希望して何一つ連絡が無いですので…
はぁ~(*´Д`)
すること3:転職
3つ目の手段は「転職」です。
これは他の会社のSEに転職するという意味です。
例えばそもそもSEの常駐が無い会社だったり、SEが自社開発しかいない会社などを選んで転職します。あとは転職時の条件として、常駐以外を主張して転職するのです。
そして転職をすることによって、
「確実に夜間呼び出しから逃れられます」
実は転職をしたのは、私です。
私はどうしても夜間呼び出しから逃げ出したかったので、どうにかして常駐を辞める方法を考えました。しかし現実は、当時の会社にいる限り、どうやっても常駐から逃れることができなかったのです。
そして私に残された手段は、転職だったのです。
プロジェクトの異動もダメ、社内の異動もダメと来たら、あとは転職だけだったのです。そして転職サイトに登録して、私は転職活動を始めました。
そして私は転職先での条件として「常駐以外のSE」を指定したのです。転職活動の結果、勿論落ちた会社もありました。しかし最終的には、常駐以外のSEということで、当時と同程度の大企業に転職できたのです。
そして現在はと言うと、ちゃんと転職時の希望が通って、常駐SEをすることなく現在も社内でSEを続けています。あ、もちろん転職してからは夜間呼び出しは無いですよ!
いや~ホントに夜間呼び出しが無い世界って素晴らしいですね。というかそれが世間では普通なんですが(笑)。
こんなことだったら、最初から転職すれば良かったですよ、ホント。
夜間呼び出しが嫌ならどうするべき?
ここまで夜間呼び出しが嫌な場合に取るべき行動を示しました。
勿論どれを選択するかは、人によって様々です。プロジェクトを移動するか、部署を異動するか、はたまた転職するか…。
そんな悩んでいるあなたに私からひと言、
「転職が一番おすすめです!」
理由は色々とあるのですが、その理由を少しだけ語らせてもらいます。
まずプロジェクトの異動ですが、これはなかなか出来るものではありません。大企業って、中小企業と違って人が滅茶苦茶多いため、個人の要望というものはなかなか通らないものです。
まあプロジェクトの異動ができなかったら辞めますくらい言えば、何とかなるかもしれませんが、それを言ったら逃げ場が無くなりますからね。
なのでプロジェクトの異動は難しいです。
次は部署の異動です。
部署の異動はどうかというと、更に難しくなります。大企業の性質上、自分の部署に関してはある程度要望は通りますが、他の部署に対しての要望はまず通らないです。なので違う部署に行きたいと主張しても、ほとんど通りません。
私が知っているだけでも、他の部署への異動は5年くらいで1例しか無かったですね。
なので部署の異動は不可能と考えて良いですね。
そう考えると転職が一番良いのです。
何より会社自体が変わるので、今いるプロジェクト、部署に縛られることが無いのです。更に転職時に希望を聞かれるので、ちゃんとあなたの希望を通せるのです。
実際に私は、常駐はしないという希望で転職をしましたからね。
そして転職した今も、常駐は一度もしないで今に至ります。あ、ちなみに転職先は常駐SEもあるのですが、そこは配慮されて常駐という選択肢は外してもらっています。
こうやって転職は、あなたの希望を考慮した上で出来るし、今の状況からも逃げ出せるので本当におすすめですね!
そしてあなたが少しでも転職を考えているのでしたら、今すぐ転職サイトに登録しましょう。理由とすると、社内勤務のSEの転職案件は人気があるため、募集があるとすぐに埋まってしまうからです。
私がいざ転職しようとしたときは、とにかく社内勤務のSEの人気にびっくりしたものです。一度募集があると、応募者が殺到し、すぐに閉め切られてしまうのです。
それくらいみんな夜間の呼び出し、つまり常駐SEが嫌でしょうがないんでしょうね。
だからこそ、日ごろからアンテナを張って、社内勤務のSEの案件の動向を抑えておく必要があるのです。
ですのでもしあなたが少しでも転職を考えているのでしたら、とりあえず転職サイトに登録して置きましょう。本当に嫌になってから、転職先を探すなんてのは遅すぎますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は夜間の呼び出しから逃げ出したい大企業SEが取るべき行動を紹介しました。
それでは今回のまとめです。
- 基本的に夜間呼び出しがあるのは常駐SE
- プロジェクトの異動でも常駐SEは辞められるが社内の制度上、難しい
- 部署の異動でも常駐SEは辞められるが社内の制度上、相当難しい
- 転職は常駐SEを辞められるし、希望も聞いてくれるので結構良い
- 結論としては夜間呼び出しが嫌ならば転職が一番おすすめ
以上となります。
最後に私からひと言、
「夜間呼び出しから逃げたいならば転職以外に道はありません」
私もあなたと同じで、夜間呼び出しが嫌で、とにかくどうすれば逃げ出せるのか悩み続けました。そして色々なことを試しましたが、最終的には転職によってその悩みは解決したのです。
勿論、プロジェクトの異動、部署の異動、その他の方法でも解決するかもしれません。しかしそれは、大企業の組織的な問題から通常は解決しないのです。
だったら誰でも出来る転職によって、夜間の仕事の呼び出しが無い会社でSEをするのが一番効果的なのです。
なので少しでも転職を考えているのなら、とにかく動きましょう!
でも勘違いしないでくださいね。私は何も、外資系のGoogleのような超絶一流企業にがむしゃらに挑戦しろと言っているわけでは無いんですよ。
「とりあえず転職サイトに登録して転職先を探せと言っているのです」
転職って、とにかく情報戦です。どんな会社がどんなSEを募集しているのかは、日ごろから変わり続けているのです。だからこそ、常にアンテナを高くして転職先の情報を仕入れる必要があるのです。
そうしておかないと、本当に仕事の夜間呼び出しが嫌になったときに、スムーズに転職が出来ないのです。
だって想像してください?
あなたは明日辞めようと決意してから、転職先を探すのですか?それだと転職サイトを探して、そこから転職先を探して、更にその会社について調べて…ととにかく時間がかかります。
だからこそ、今転職サイトに登録して、予め情報を知っておく必要があるのです。
そしてそんなことすら出来ないと、永遠に夜間呼び出しに悩まされたままです。そしてあなたは、それが嫌でしょうがないんですよね。だったら今すぐ転職サイトに登録しましょう。
あなたの転職が手遅れにならないためにも、今できることを今しましょう。後悔をしないためにも、今できることを、今しましょうね!
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