中小企業の20代SEで、年収が低すぎると不満のあなた!
中小企業って本当に年収が低いですよね。特に20代のSEなんて、使い捨ての上、年収が狂ったように低いです。「またまたそんな、盛りまくっているでしょ!?」という人もいると思うので、じゃあどれくらい年収が低いのかというと…
「私の会社では年収300万円以下です!」
うーーーーーーーん。
どうですか?いくら何でも、これは低すぎだと思いませんか?でもこれが、地方の中小企業の20代SEの現実なんです。
ということで、今回は地方の中小企業の20代SEの年収が300万円という現実について語ります。
ハンカチを用意して、ご覧くださいねw
ということで、今回は僕が解説しますね!
目次
実際の私の年収を暴露
私の年収が300万円以下という話をすると、嘘だのなんだの言われます。
まあ「ITエンジニア 年収」などで検索すると、中小企業のSEの年収は400万円くらいとか言われていますので、確かに嘘っぽいですが…。
ココで暴露してしましますが、
「実際に私の年収は280万円です」
これマジの現実なのです。
ここら辺で私の年収を実際に記載しますが、以下の通りです。
- 年齢:21歳(2年目)
- 会社:Aシステム株式会社(所謂地方の中小企業)
- 学歴:専門学校卒
- 年収:260万円
年収260万円ですよ!260万円!
どうですか?マジヤバくないですか?私はヤバ過ぎて、書いていて目が涙目になっております(笑)。
ということで、この私のスペックを踏まえて、この現実がどうにもならないことを語ります。
年収280万円だと生活はどうなるの?
年収300万円以下という悲惨な私。いくら物価が安い地方と言っても、年収300万円以下だと、生活はどんな生活になるのでしょうか?
結構何とかなるんじゃないかとか言われますが…
「現実は生活だけでもカツカツです」
先ほど申し上げた通り、私は年収260万円です。
内訳とすると、給料が月18万円で12ヵ月で216万円。ボーナスが年2回支給の44万円となります。そうすると、年収はそれぞれを合計して260万円となります。
ただし上記は支給額なので、手取りで考えると結局月13万円くらいになってしまいます。
そして私の実際の生活を見てみると…。
家賃が月4万円、光熱費やケータイ代で月3万円、その他交際費(主に飲み会)で2万円くらい取られます。これらを合計すると、手取り13万円 – 9万円の出費=4万円。つまり月あたり4万円くらいしか使えないのです。
月5万円て…俺はいったいどうやって生きれば良いんだ…。
という状況なのです。
何で年収が低いの?上がらないの?
それじゃあ何でこんなに年収が低いのかを解説します。実際に年収が低くても、給料が上がる見込みがあれば、全然違いますよね?
じゃあ実際はどうかというと…
「給料が低い上に、給料が上がる気配すらないのです…」
それが地方の中小企業の現実なのです。うーん、どういうことなのでしょうか?それでは地方の中小企業の現実を解説します。
不安1:そもそも地方は給料が低い
まず地方の中小企業は都市部に比べて「そもそも給料が低い」です。
現実として、東京で年収350万円もらっていても、地方だと同じ仕事でも300万円くらいです。これは物価などが関係していると思いますが、これが事実です。
まあそもそものベースが違いますので、これはしょうがないと思います。ですが、物価は違うといっても、これが適正かどうかというのは難しいですよね。
でもまあ、これはしょうがないかと。だって、それも承知して、今の会社に入ったのは私ですしね。
不満2:年功序列制度が根強い
次は給料が上がる契機の昇進についてです。
昇進すれば給料が上がるので、頑張ってみたらどうなのかというと…「年功序列の制度」が根強く残っているのでまず出世もできません。
多分ですね中小企業の方が、大手企業よりも残っていますよ。大手企業って、最近33歳とかで課長になる人などいて、出世スピードが見直されています。
しかし中小企業ってそういう対応が遅い(というかする気が無い)ので、未だに30年位前の企業体系のままなんですよね。また資格をとっても、特に昇進に響くわけでも無いです。
40歳以上にならないと課長になれないとか、どの時代の会社なんだよ…とか社内では言われております。
ですので20代ではそもそも出世の話なんて無いんですw
不満点3:そもそも20代の給料は上がらない
色々と話しましたが、一番の理由は「そもそも20代の給料は上がらない」のです。
これは会社の制度がそうなっていて、うちの会社だと平社員→主任→課長代理→課長…と昇進します。
そして役職が上がるときに初めて給料が上がるのです。
しかしですね…
20代のうちは一度主任になったら、次は課長代理になるまで給料は上がらないのです。ちなみに課長代理になるには40歳前にならないとなれないという不思議な状況。
つまり20代~30代は一度しか昇給のチャンスは無いんですよ…。
ですので20代の給料って、一度上がったら30代後半まで永久に同額なのです。この事実を知った時は、涙目でしたねw
給料が低いとできないこと
年収300万以下という状況の悲惨な私。それでは地方で年収300万円だとどんなことができないのかを語りたいと思います。
じゃあどんなことができないかというと…
「というかほとんどのことが出来ないです」
はい、これが回答です。もうこの記事書いていて嫌になってきましたよw
ということで、年収300万円以下でできないことを解説します。
できないこと1:趣味ができない
まず年収が低すぎてできないことは「趣味ができない」ことです。
先ほど解説した通り、私は月4万円しか使えません。すると、趣味にすらお金をかけられないので、趣味が全くできないのが現実です。
私はスマホゲームも好きでたまに課金しますが、月4万しか使えないので、課金できてもせいぜい1万円です。1万円じゃあ全く戦いにならないですよ…。
また私はドライブも好きなのですが、ガソリン代が高いんですよね…。県外に遊びに行ったりすると、それだけでガソリン代が1万円くらいかかるので。少しでも遠出すると、その月は貧乏です。
あとはラーメンが好きなので、食べ歩きをします。それでも月あたり数千円を使うことになるので、かなり厳しいです…。
他にもやりたいことがあるのですが、月4万円しか使えないと制限せざるを得なくて…うーん、何のために働いているんだろう…。
できないこと2:彼女ができない
2つ目の大きな問題としては「彼女ができない」ことです。
お金が無いと、彼女ができないという悩みがあります。
だって、彼女が出来るまでってデートって必要ですよね?そしてデートってある程度お金がかかります。そのため、ある程度お金が無いと、デートもできないので、彼女ができないのです。
例えばデート1回にしても、食事、ドライブ(ガソリン代)の費用は必要なので、1回あたり少なくても1万円前後はかかってしまいます。ちなみにですが、地方のデートは車必須ですので、毎回ガソリン代が必須となるのですよ。トホホ…。
そして計算すると、月に2回デートとしても、2万円ですからね。月4万円しか使えない私にすると、かなり大きいです…。
そして、もし趣味などでお金を使ったらデートすらできないという悲惨な状況に陥ります。更に発展して、彼女が出来て、そろそろ結婚なんて言ったら…マジ無理ですw
マジ無理ですよね。やはり中小企業の20代SEは辛いっす。
できないこと3:貯金できない
できないことの3つ目は「貯金ができない」ことです。
年収300万円以下、月に使えるお金が5万円となると現実問題、本当に貯金が出来ません。
だって考えてみてください?趣味や彼女(付き合う前だったらデート)にお金を使ったら、相当節約しても、残るお金は月2万円程度です。
じゃあボーナスがあるじゃん!っていう人もいますが、ボーナスは車の車検や保険などに充てるので、基本残らないんですよね…。
ということで、貯金もできても月2万円。年間24万円という悲惨な額になります。
まあできないよりも良いですが、それでも相当厳しいです。ちなみに私は2年間勤めて、やっと40万円溜まったところです。
ああ…この会社もう辞めたいw
年収を上げるにはどうすれば良い?
と、ここまで地方中小企業の20代SEの年収が低すぎる現実について解説しました。
それではどうすれば、私は年収が上がるのでしょうか?技術力を上げる?資格を取る?仕事を頑張る?
一番良いのが…
「転職をすることです」
地方中小企業では、基本的に社員の収入というのは年功序列で、20代のSEがいくら頑張っても昇進は無く、給料は変わらず低いままです。また中小企業は、そもそもの収入源が大手企業の下請けのため、ほぼ変化しないのです。
そのため今の会社を変える以外、20代SEは年収を上げる方法は無いのです。
考えてみてください?変わらない会社の給料制度、昇進制度、収入源。全てにおいてその会社だから、その年収なのです。ですので、転職する以外に給料を上げるすべは無いのです。
そして転職を少しでも考えているのでしたら、今すぐ転職の行動をする必要があります。
でも勘違いしないでくださいね、2日後に転職者を募集している会社へ面接しろと言っている訳でないです。
私はまず転職活動の第一歩を始める必要があると言っております。
例えば、今すぐ転職サイトに登録してあなたの希望条件に合う会社を探すなどのことを言っております。転職は時間との闘いです。思い立った時に行動をしないと、常に後手後手に回り、気が付いたらずっと今の会社のままです。
そしてそれくらいのこともできないと、今後何もできないです。ですので最低限転職サイトに登録はすべきなのです。
ちなみに転職サイトは嬉しいことに「登録無料」なのです。ですのでとりあえず登録して、どんな会社があるかを知ることでも確実な一歩となります。
そしてあなたは20代ということで、まだまだ第二新卒という転職時に非常に価値がある存在です。そんなあなただからこそ、その価値が下がらないうちに、転職に踏み切るべきなのです。
今が一番価値があるのですよ^^
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は地方の中小企業の20代SEの年収が300万円以下という現実を紹介しました。それでは今回のまとめです。
- よく言われる平均年収は都市部の高めの平均年収
- 年収300万円以下だと生活すら辛い
- 年収が低い理由は会社自体が原因
- 年収が低いと何もできない
- 年収を上げるには転職以外無い
となります。
実際に今回記事を書いてみて思ったのが…
「やっぱり年収300万以下は無理です!」
今までは入社したばかりの20代社員だから、これくらいの金額かなと思っておりました。しかし、他社ではもっと貰っている人もいっぱいいます。
やはり会社によって、20代SEと言っても年収は大分違うということが分かります。
もしあなたが年収300万円以下を脱出したいのでしたら、やはり転職がおすすめです。
そんなこと言っても私なんか無理だよ…なんて思わないでくださいね。
あなたの価値は他の会社が決めることです。そして20代であれば、転職時に有利な第二新卒の価値も加えられます。ですので迷うことなく、とりあえず転職サイトに一度登録して、他の会社を探すことが大事なのです。
何もしなければ0ですが、少しでも行動をすれば1になりますよ^^
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