絶対無理?中小企業のSEから大手に転職できない人の3つの特徴

大手元受け企業のSEになりたいあなた!

中小下請け企業のSEって収入が安定していないので、出来れば大手元受け企業に転職したいと考えている人は多いです。でも実際は、転職できる人と出来ない人で二分されます。

え?何で?って思いますよね。その理由は…、

 

大手に転職できない人は絶対に他の大手も受からない

 

からです。

これは面白くて、中小下請け企業から大手企業に転職できない人は、他の大手を受けても絶対に受からないのです。だから転職できる人は何社でも大手企業に受かるし、逆に転職できない人はどこも受からないのです。

私は何人もそういう人を見てきましたが、これは絶対に揺るがないことなのです。

ということで、大手企業に受からない人の特徴をご紹介したいと思います。

男性2さん
そういえば私の同期も転職しようとして大手を受けたのですが、全部落っこちました。そういうものなんですか?
男性1さん
そういうものです。理由とすると、大手企業って転職者に対して求めるものが同じだからです。ですので、何を求められているのかをしっかりと把握する必要があるんですよ^^

大手企業のSEの仕事

それではまず受からない人の特徴を紹介!…と行きたいところですが、その前に大企業の仕事をざっくりと紹介します。まず大手企業の仕事内容を知らないと、そもそも受かりませんからね

ひと言で言うと、

 

管理系の仕事がメインです

 

うーんひと言で管理と言っても色々とあります。ですので、もっと具体的に言うと、大手企業の仕事内容は以下の通りです。

  • マネジメント
  • 顧客調整
  • コスト管理

それではざっくりとだけ紹介します。

 

マネジメント

まず大手企業のSEとしてしなくてはいけないのが「マネジメント」です。

これは担当しているプロジェクトの進捗管理、課題管理、課題解決など様々なことの総称です。基本的に大手企業のSEはPM(プロジェクトマネージャー)、PL(プロジェクトリーダー)を担当することが多いので、まずマネジメント力が求められるのです。

 

私はPMもPLもしたことがありますが、これがまた面倒なんですよね。

何も考えていない会社の方針に従い、下からは反発を喰らう日々。最悪、誰も口を利かないプロジェクトになったりして(経験あり)。そんなプロジェクトになったら、まず成功しないです。

ですので大手企業はマネジメントを重視します。これ、本当に重要ですw

 

顧客調整

次にしなくてはいけないのが「顧客調整」です。

これは大手企業のSEが担当しているシステム。そのシステムを担当しているお客様とのやり取りを意味しております。内容とすると、要件定義や設計のレビュー、課題の報告と解決方法の決定などを実施します。

 

私は毎日顧客調整をしておりますが、これがまた辛いんですよw

どうでも良い課題の根本解決を迫られたり、課題を終了させてくれなかったりします。また契約書に無い内容をやれと要求されたり…。

一番最悪なのが、自分でした作業ミスで起こった原因を究明しろと言ってきたことです(これは通常運用では絶対に起こらないこと)。あの時は発狂しそうでしたねw

まあこれがSEのやりがいって言ったら、やりがいですけどねw

 

コスト管理

次にしなくてはいけないのが「コスト管理」です。

こちらは大手企業のSEが絶対にやることです。大手企業のSEってお金が無いと動けないのです。どういうことかというと、各担当プロジェクトでお金が割り振られます。

Aプロジェクトは200万円、Bプロジェクトは50万円って。そしてその範囲内で自分で動いたり、人を雇ったりしてプロジェクトを進めるのです。逆に言うと、その範囲を超えて仕事をすると赤字になるのです。

そして赤字にならないように、黒字になるようにどういう体制で誰が何時間仕事をするのかなどを考えてお金を割り振るのがコスト管理です。

 

またこれが辛いんです。

予定通りいくプロジェクトなんてほんの一握りですので、いつもギリギリなんですよね。ちなみにAプロジェクトのお金をBプロジェクトで使ったりすると、めっちゃ怒られます。このお金ってそういうもんじゃないのでねw

また社内で上司から執拗に、「何故この金額まで使うんだ?」ってことを延々と質問されたりもします…。だってそれあなたが適当に作ったシステムの障害対応分なんです…なんて口が裂けても言えず、遅延する一方だったりもします。

あれは辛かったなぁw

 

と、大手企業の仕事をざっくりと紹介したところで、中小下請け企業のSEで大手に絶対に転職できない人の特徴を紹介します。

 

特徴1:資格が重要だと考えている

まず中小下請けのSEで大手企業に受からない人の80%以上が該当する特徴がこちらです。

 

資格が重要だと考えている

 

本当にこれです。

CMの影響なのか、何の影響なのか、とにかく資格が重要だと考えてとにかく資格を取ってから大手企業に転職を試みる人がいます。

 

えーとこれ間違いですwひと言申し上げると、

 

大手企業のSEって資格はほとんど重要視しません

 

理由は資格を持っていても、マネジメントや顧客との会話、コスト管理ができないからです。そのため、大手企業SEの立場から言わせてもらうと「ふーん」って感じです。

ただし、取るのが難しい資格ならば話は違うかもしれません。誰も持っていないような資格だったら、少しは効果があるかもしれないです。

 

でもよく面接を終えたSEの部長は言っております。

「資格を持っているのと、仕事ができるのは違うから…」とw

 

特徴2:技術力が1番だと考えている

まず中小下請けのSEで大手企業に受からない人の50%以上が該当する特徴がこちらです。

 

技術力が一番だと考えている

 

こういう人多いんですよね。

 

これも私からひと言、

 

大手企業って技術力をあまり重要視しません

 

中小下請けのSEって基本的に技術力が高くないと、仕事にならないです。そのため、普段からITにおける技術力を高めることに力を入れております。バッチやvbsやシェルが作れるのは常識で、Windows、Linux、SolarisなどのOS、更にはネットワークなどにも精通している人が多いです。他にはメインフレームまで詳しい人などもかなり多いですね。

 

しかし大企業だとそういう人はあまり求められません。理由はやはりマネジメントなどが重視されるからです。勿論技術力が高いのは良いことですが、それ以上に大企業ではマネジメントが必要なのです。

更に言うと、技術力が高い人なんて探せばどこにもいるのが現状の世界です。そして最近大手企業ではオフショア開発と言って、インドなどの海外にプログラムを頼む始末です。それくらい大手企業内では技術力は求められていないのです。

 

そのため、大企業の私どもに取ってみれば「ふーん…で?」ってことになりかねません。ですので、SEは技術力が一番重要という考えは捨てましょう。

中小下請けのSEだったら技術力が一番重要かもしれませんが、大企業では違うのです。そういう人たちをどう使うかの方が重要なのです。

 

最後にひと言。

よく中小下請け企業から転職面接を終えたSEの部長は言っております。

「技術力があってもそれだけだとなぁ…」とw

 

特徴3:全てを把握しようとしている

最後に中小下請けのSEで大手企業に受からない人の50%以上が該当する特徴がこちらです。

 

全てを把握しようとしている

 

これはもちろん重要そうに見えますよね?ね?ね?

 

出もですね、大手企業の視点から見たら…

 

全体の方針を把握なら良いのですが、全てを把握するのはダメなのです

 

プロジェクトマネージャーやリーダーって、やることがすんごい多いです。そのため、全体を把握する必要があります。ただし、詳細まで把握する必要は無いです。

 

…というかできないですw

 

やったことがある人は分かると思いますが、プロジェクトリーダーならまだしも、プロジェクトマネージャーになると、まず全体把握だけでいっぱいっぱいです。そのため、詳細部分まで把握しようとしたら、まず無理です。

そのため「詳細まで知らないといけないと思っている人=プロジェクトリーダーが出来ない人」と見られます。

 

いるんですよ…毎回課題の棚卸の度に5時間くらい使って全ての課題を詳細まで聞く人って…。こういう人ほどPMやPLには向かなくて、プロジェクトを失敗させるんですよね。

ったく2015年の〇〇課長がPMやったときは、毎回毎回全てを把握しようとして会議が5時間くらいになって、それでほとんど解決しなという…。そしてサービス残業を毎月100時間以上要求してきやがって…

 

あ、すみません、私の昔の愚痴でしたw

 

ですので詳細まで知ろうとするような人は、大企業は欲しがらないのです。

 

最後にひと言。

よく中小下請け企業から転職面接を終えたSEの部長は言っております。

「全体を詳細まで把握するとか…どれだけ時間あるんだよw」と。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は中小下請け企業から大手の元受け企業へ転職できない人をまとめてみました。

それでは今回のまとめです。

  • 大手企業のSEの仕事と中小企業の仕事は違う
  • 特徴1:資格が重要ではない
  • 特徴2:技術力は重要ではない
  • 特徴3:プロジェクトの全てを把握する必要はない

となります。

 

今回全てをまとめると…

 

中小企業と大手企業で求められていることが違うことを認識しないと転職できないのです!

 

実際に中小企業では技術力だったり、資格が求められます。更にプロジェクトも規模が小さいので、プロジェクトの全てを把握できるのです。

しかし大企業では上記のことは求められませんし、プロジェクトも大筋と重要な部分が見られれば良いのです。本当に中小下請けと大手元受けの仕事内容は違うのです。

ですのでその差をきちんと把握して、改善できる人は改善しましょう!

 

男性2さん
あああああ!だから私も転職しようとして大手を受けても、全部落ちてしまったのですね!
男性1さん
そうです。転職で大手元受けに受かりたい場合は、何を求められているかをしっかりと把握する必要があるんですよ^^

 

天職太郎

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