中小企業で働く20代SEのあなた!
あなたは中小企業で働いてはいるけど、将来が不安なときはありませんか?私は入ったときは良かったのですが、数年もすると…
「会社の将来が不安でしょうがなくなりました!」
だって考えてみてください。30人もいないような中小企業が、大手企業から安い賃金で働かされ続けるんですよ?そして失礼なことをしたりしたら…そう、取引停止です。
他にも不安な要素はたくさんあり、私は不安で夜も眠れないのです。
ということで将来が不安な中小企業のお話をいたします。
ということで、今回は僕が解説しまね!
目次
中小企業は将来が不安?
中小企業って将来が不安です。
世間では中小企業と言いますが、実際にはどんな会社がそう呼ばれているかは結構曖昧です。まあ私に言わせてみれば、「中小企業=零細企業、下請け企業」と捉えて問題が無いです。それくらい悲惨な立場なんですよね。
まあ実際にはどんな会社なのか分からないため、私の会社を具体例として紹介します。
- 会社名:Aシステム株式会社
- 設立:1988年
- 社員数:30人
- 主要業務:システム開発
- 所在地:あるド田舎
となっております。
重要なのが主要業務で、システム開発がメインになります。
そして社員は30人となります。担当とすると、30人の内20人が他社から受託されたシステム開発を行っております。そして残りの10名が大手SIerが受注した業務を、大手SIerと共に客先常駐SEとして常駐し、こなしております。
年代とすると、50代が4人、40代が6人、30代が8人、20代が12人となります。20代が一番多いって、勢いがある会社 or 退職者が多い会社ということになりますね…。まあうちの会社は後者でしょうね…。
会社の構成とすると、社内は役員が4人、課長が5人ほど、残りは全員一般社員です。社員に比べて幹部社員が多いです。
収入源は、大手SE会社がとってきた仕事をもらってお金を稼いでおります。所謂下請け企業となります。ですので大手SE会社からの仕事が無くなったら多分潰れます。
給料は毎月24日にもらえ、ボーナスも一応出ます。ただし業績が悪いと、ボーナスが出ない年もある零細企業です。
こんな中小企業で、将来の不安が絶えない会社なのです。
ここまでざっくりと概要を語りましたので、もっと具体的な話に移りたいと思います。
問題1:給料が低い
まず中小企業にいて、将来が不安な点として挙げられる問題が「給料が低い」ということです。まあ会社員としては、一番不安になる点ですよね。
ちなみに中小企業の給料って知っていますか?40代の課長クラスでも月収30万円ももらっておらず、年収は400万円弱くらいです。それが20代だと
「月収20万ももらえず、年収300万円もいかないです」
これマジです。本当に「THE 零細企業」ですよね…。私は初めてもらった給料を見て、再確認しちゃいましたもんw
また更に中小企業って、何故か年功序列を頑なに守ります。そのため、30代あたりで課長になれない人がすっごい溜まっているんです。そんな人たちが溜まっていたら、20代なんて永遠に課長にすらなられないという事実があります。
まあ何が言いたいかというと…
つまり昇格による昇給の可能性もものすごく低いのです。
ちなみに役員は最初の最初会社を立ち上げた人たちで固められており、社長が1人、部長(取締役)が3人の合計4人となります。
この人たちだけでもあと10年はいますからね…。そりゃあ誰も上に上がれないですよw
こんな状況じゃあ、いくら頑張っても将来が見えませんよね?
不安2:一部の人が凄いだけ
中小企業の2つ目の将来が不安となる問題点は「一部の人が凄いだけ」ということです。う~んこれだけでは良くわからないですよね。
これはどんなことかというと、
「会社を支えているのは一部の人たちだけってことです!」
まだ伝わりにくいでしょうか?これはつまり、30人の内、大手SIerに雇われた10人+社内の5人程度、合計15人程度が頑張って稼いでいるのです。
逆を言うと、残りの15人はお金を稼げないのです…。
これこそまさに零細企業そのものですw
中小企業ってこういう構図が多くて、稼げる人に仕事が集中してその人がガンガン稼ぎます。そしてその人達は、技術力も高くなって更に仕事が出来るようになるのです。
そして…
その人は辞めるのですw
そうすると、会社の中でできる人がいなくなるので稼ぎ頭が減り、会社の売り上げが落ちるのです。
余談ですが、今まで一番ひどかったのが、稼いでいる15人の内5人が急に辞めたことですね。理由は給料への不満と、新しい会社を立ち上げたいためとのことです。
あのときは本気で会社が傾きそうでしたね(笑…ごとではないw)取引先の大手企業からは発注が無くなり、私たちのボーナスも雀の涙になりました。こういう部分で下請けは辛いですねw
まあ、あの時の私の涙だけは大きかったですがw
不安3:大手企業に依存しすぎ
中小企業の3つ目の将来が不安となる問題点は「大手企業に依存しすぎ」ということです。まあ、下請け企業の特徴と言えば特徴なのですが。
これはどんなことかというと、
「会社の収入の80%近くがある大手企業からのものだということです」
つまり、うちの会社は完全な下請け企業ということです。20代でこの現実を知った時は、結構ショックでしたね。もっと色んなところと取引があるって聞いていたのでw
私の会社は大手企業が受注した案件を、大手企業と一緒に対応することでお金をもらっております。客先常駐を一緒にしたり、アプリケーション開発を請け負ったりしております。
つまり大手企業が元受けで、うちの会社が下請けという関係です。
そしてその関係は、簡単にお話しすると、大手企業がAという仕事を1000万円で契約→私の会社に500万円で発注。このような形を取っております。
しかもこの500万円って、大手企業に相当買いたたかれています。
私ども中小企業が最初800万円くらいかかるというのを出しております。しかし、それを大手企業が「精査」という名目の値下げ交渉をしてくるのです。この作業にこんなにお金がかからないなどの難癖を付けてきて、ガンガン値下げをしてきます。
そしてその結果、500万円での発注となります。
ここで嫌と言うと、ライバル会社に話を持っていかれてしまうので、ぎりぎりまで値段を下げているんですよ…。また私のような20代が担当するというと、更に下げられるのです。くそ…。
そして私の会社はある大手ベンダーからの受注が80%です。つまりその会社がうちの会社に発注しなくなったら、今の売り上げの80%減るということになるのです…。
つまり大手ベンダーの采配一つで、うちのような超零細企業は潰れてしまうのです。うちの部長と、大手SIerの課長が話しているシーンを見ると、部長が様々な条件を飲まされております…。
こういう部分で、零細企業の辛い部分が日々見え隠れしております。
…ああ、将来が不安だ。
不安4:社長に気に入られないと昇進不可能
中小企業の4つ目の将来が不安な点は「社長に気に入られないと昇進不可能」ということです。これも零細企業の悲しいところですよね。
これはどんなことかというと、
「昇進するしないが、上司に気に入られているか否かで決まるのです」
つまり完全に能力じゃないってことです。
これはどこの会社でもあるかと思うのですが、中小企業だと特に顕著です。20代くらいだと感じないですが、30代、40代になるともっと顕著になります。
例えばあるAさんという35歳の型がいらっしゃいました。そしてその同期のBさんという方もいらっしゃいました。Aさんの方がBさんよりも技術力も高く、社内やお客様の信頼度が高かったです。
そのため課長の昇進はAさんだと誰もが思っておりました。
しかし実際には、
Bさんが課長になったのです。
この理由は明確で、Bさんは社長や役員と仲良かったのです。そしてAさんは社長や役員と考え方が合わず、よく社長や役員と口論をしていたのです。そしてその結果がこれでした。
確かに会社は人と人との関りが大事だと思いますが、これだけ人数が少ない会社だと一人一人の役割が非常に重要です。
それを気に入る気に入らないで人事を決めるなんて…。
この後Aさんは会社を辞めてしまいましたね。
いやまさか20代でこんなシーンを見るなんて、非常にショックでしたよw
ああ…この会社の将来が不安だ…。
じゃあ中小企業のSEはどうするべき?
と中小企業の将来について語りました。うーん、もう不安しかない状態でどうしようか迷いますよね。一体どうすれば良いのでしょうか?
もしあなたが今勤めている中小企業に、不安をかかえているのでしたら、
「実は転職するのが一番良いです!」
一瞬疑問に思ったあなた、ちょっと考えてみてくださいね。
自分の給料が安くて将来が不安な場合、それは会社の決めの問題であり、会社が変わらない限り基本的に給料は変わりません。
また一部の人に会社の収益が依存しているのも、会社が変わらない限り変わらないです。
大手企業に依存しているのは、何とかなりそうですが、収益の改善までに何年もかかるのでそれまで会社が潰れないかは不明です。
また会社の偉い人に気に入られないと出世できないのは、これこそ会社を変えないといけないことです。
結局上記の理由から、中小企業の将来への不安は会社を変える、つまり「転職する」ことによってしか解決しないのです。
そして、もしあなたが少しでも転職したいのでしたら今すぐ行動すべきです。
何も今すぐ求人誌を見て、片っ端から応募しろと言っているわけではないのです。
少しでも転職を考えているのだったら、何かしら行動を起こさないとダメだと言っております。
具体的に言うと「転職サイトに今すぐ登録する」こと。これこそが今できる最善の策です。転職サイトはあなたが希望するところにマッチングする情報をガンガン取ってきてくれます。ですので何より先にすべきことは転職サイトに登録することなのです。
そんなの無理だよとか考えないでくださいね。これすらできない人は、永久に今の中小企業に務めることになります!
ですのでまず転職サイトに登録することをおすすめします。
ちなみにですが、転職サイトには「無料登録」となります。もしあなたが何も行動しないで後悔するのでしたら、行動してから後悔すべきですよね?
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は中小企業の将来についての不安点を語りました。それでは今回のまとめとなります。
- 中小企業は将来が不安なことばかり
- 不安1:給料が低すぎて不安
- 不安2:会社の業績が特定の人に依存し過ぎて不安
- 不安3:会社の財源が大手企業に依存しすぎて不安
- 不安4:人事が社長や役員との関係で決まって不安
となります。
どれもほぼ全ての中小企業に当てはまる現実となるのです。もしあなたが今の会社で、この現実にぶち当たったら、相当きついですよね。
そんなあなたにひと言!
「もしあなたが将来を不安に感じるならば転職すべきです」
20代という年齢はまだまだやり直しがきくし、何より第二新卒という転職時に有利な立場でいられます。もし将来を不安に感じるのでしたら、何より転職するのが良いでしょう。
もし迷っているあなた!
私なんてダメだ…何て決して思わないでください。
あなたの価値は転職先の会社が決めるのです。
ですのでとりあえずでも良いので転職サイトに登録して、あなたの希望とマッチングする会社を見つけ出すのです。そしてその会社と面接をしてみてください。
何もしなければ永遠に今のままですが、何か行動することによって今を変えられる可能性を秘めております。
迷っている時間があったら、少しでも行動すべきなのです。
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