産休・育休が無い？20代女性SEが結婚して子育てしたいなら他業種へ転職しろ

どうも！いつか結婚して子育てをしてみたい〇〇子です。

突然ですが20代女性SEのあなたに質問、

「あなたはいつか結婚して子供が欲しいですか？」

やっぱり女性は女性として生まれた以上、結婚もしたいし、子供も欲しいと思っている人が大勢いらっしゃいます。私も昔からウェディングドレスには憧れていたし、子供も大好きなので絶対に子供が欲しいです。

更に出来れば綺麗なうちにお母さんになりたいので、20代でどうしても結婚しておきたいんですよね～。やっぱり「〇〇ちゃん家のお母さん綺麗！」とか言われたいじゃないですか。

でもちょっと不安なのが、結婚後の会社の待遇です。SE会社って男性社会なので、どうしても女性に対する考慮が足りしていないんですよね。なので出産後とかの対応が不安なのです。

じゃあ実際はどうかというと、

「SEほど20代の女性が結婚や出産で悲惨な目に遭う仕事は無いです！」

最近は様々な仕事で女性への待遇が見直されております。子供が出来れば、産休も育児休暇も取れるし、復帰後もキャリアパスに影響が無い会社が多くなっております。

しかしSEは違います。

女性だったら、20代だろうと、30代だろうと産休・育休は取りづらいし、それすらない会社もあるくらいです。え？ああ勿論それは違法ですよ。でもいっぱいそういう会社ってあるんですよ。

更には育児休暇を取ったら、永久に一般社員のままで全く昇進できなくなる会社も多いのです。

いくら女性だからと言って、ここまで酷い扱いをされるなんて…。

ということで、そんな差別を間近で見てきた私が、20代女性SEは結婚や子育てを意識したら他業種へ転職した方が良い理由をお伝えしますね。

酷い話なので、ハンカチを用意して読んでみてください。

理由1：産前・産後休暇や育児休暇が無い

SE会社ってあなたもご存知の通り、大部分が男性です。

そうすると色々と問題があるのですが、中でも一番の問題は女性への理解が足りないのです。例えば生理などの女性特有の現象に対して、気遣いなどができずに平気で残業を命じたりするのです。

そんな中で一番の弊害は、

「産休・育休が無いのです！」

「えーーー！」ってビックリする人も多いと思いますが、これマジです。特に多いのが中小企業で、特に30人未満のSE会社なんて無いところが多かったです。

理由とすると、そもそも中小企業ってぎりぎりの人数で回しているところが多いです。そんな中で産休・育休で休まれてはそもそも会社が成り立たないからなんですよね。

そういうSE会社では、極論、

「結婚して子供を産む＝退職」

となるのです。

これ信じられないと思いますが、本当のことなのですよ。はぁ～。

ちなみにですが、私の友人に20代の女性SEがいました。彼女は50人規模のSE会社に勤めていて、27歳で結婚して子供を授かったのです。そして産休を取ろうかと思って上司に相談したところ「え？産休？何それ？」との回答。

彼女は一瞬何が起こったか分からなかったとのこと。

つまりその会社は、そもそも産休という制度すらなかったんですよね。もちろん、育児休暇というものも存在しなかったのです。そして彼女は会社に落胆し、20代にしてSEを辞めて、子育てしながらパートを始めたのです。

今の時代、こんな会社があるなんてねぇ…。

ちなみにこういうSE会社は普通にあります。私が知る限り、中小のSE会社はその傾向が強いですね。はっきりって違法なのですが、それでも会社員は弱い立場なんですよ(*´Д｀)

そして産休・育休が欲しければ、SEを辞める、つまり他業種へ転職すべきなのです。そもそも産休・育休を認めないこと自体が違法なのですがそんなことで争っても埒が明きません。

まだまだ20代ということもあり、そんな意味の分からない会社は一刻も早く辞めるべきなのです。なので、今後を考えて他業種への転職が一番良い選択肢なのです。

理由2：育休・産休制度があっても取れない

SE会社はブラックなところが多いですが、それでも育休・産休という制度があるところもあります(当たり前！)。

まあそりゃあそうで、育休・産休は法律で定められているのであって当たり前なのです。しかし安心しないでくださいね！

実はここにも落とし穴があってSE会社って、

「産休・育休の制度があっても非常に取りにくいのです」

理由はSE会社ってやはり男性社会なので、女性への理解が低いこと。更には忙しいので、休みに対してアタリが強いんですよ。

そういうSE会社では、実際に産休を取ろうとすると、明らかに周囲の空気が変わるのです。多いのが「おいおいいくら何でも産休は取らないでしょ」とか「育休ってそんなの子供を親に預ければ良いのに」なんてボソッと言われるんですよ。

はっきり言ってこれが相当堪えるんですよ。私の知り合いは、産休を取る前にノイローゼになってましたので。結局制度があってもそんな状況なので、

「結婚して子供が出来る＝退職」

という図式が成り立っているのです。

じゃあ実際にどんな状況に陥るのかを説明します。

私の知り合いも20代の頃に子供が出来ました。

彼女ははバリバリの女性SEとして働いていて、予定日の4ヵ月前に産休を申請したのです。ですがそれからというもの、周囲の人からのあたりがきつくなったのです。

実際には「あ～俺も女性に生まれたかったな」とか「これから毎日昼まで眠れて良いね」とか延々と言われ続けたのです。

その先輩は与えられた権利を使っただけなのに、そこまで言われることに耐えきれず、結局は産休を取り消して退職に至ったのです。

めっちゃ酷いですよね。

このように結局SEでいる限り、産休や育休の制度があっても、SE会社のせいで使えないなんてことはザラなのです。もしあなたが産休・育休を使いたいならば、今いる会社を辞めて、SE以外、つまり他業種へ転職する以外に方法は無いんですよね。

折角の20代、もっと未来のある会社に勤めるべきですよ。

はぁ～(*´Д｀)

理由3：出世できなくなる

ここまで読むと、世の中のSE会社が本当に糞のように思えてきますが、それでも快く育休・産休を取らせてくれるSE会社もちゃんとあります。

まあそれが普通なんですが。ここまで来ると、その普通が神様のように見えるのがSE会社の不思議なところです。

じゃあ育休・産休を取らせてくれるんだから、その会社にずっといようと思っているあなた！甘い、甘い、砂糖水くらい甘いですよ。

何故なら、

「産休・育休を取った後は出世できなくなる会社ってめっちゃ多いからです」

この理由ですが、女性は子供を産んで休みがちになり、会社に利益をもたらしづらいからです。だったら会社は、休まない男性を優遇してあげたくなるんですよ。そのため最初から会社が、女性SEが妊娠して産休を取った瞬間に出世コースから外すのです。

まあ実際、産休や育休で1年近く戦力がいなくなるのです。その気持ちも分からなくも無いですが、いくら何でもそれは酷いですよね。

この例は私の職場でもありました。

私の先輩は元々凄い出来る女性SEで、他のどの男性SEよりも優れており、上流工程をバリバリしていました。そしてこの先輩が20代の頃結婚をし、子供を授かったのです。そして先輩は産休を取り、育休を取り、職場に戻りました。

しかしその後が酷かった…。

復帰後、まずこの先輩に与えられる仕事は誰でも出来るようなプログラミングばかりで、マネジメントとか上流工程は一切関わらせてもらえなくなったのです。「何で…？私はもっと上流工程もできるのに…」とぼやきながらも、先輩は一生懸命頑張りました。しかし、結局会社からはキャリアパスを奪われ、失意のまま退職したのです。

あれだけ優秀だった先輩すら、出世街道から外されるなんて私も愕然としました。

なので会社がいくら育休・産休を認めてくれても、女性SEは全く出世できなくなることも多々あるのです。

そして本件もお分かりの通り、会社自体の問題なのです。

だって結局、女性が出世できるか出来ないかなんて、会社次第ですからね。折角20代なのに、子供を産んだだけで未来が無くなるなんて悲しく無いですか？あなたがもし今のSE会社を嫌だと思うのでしたら、転職する以外道はありません。

それもSE以外の会社、つまり他業種への転職をするしかないのです。

SEって、なんて女性に過酷な職業なんでしょうね(´；ω；`)ｳｯ…

理由4：子供の都合でクビになる

ここまで読むと「SE会社って本当に20代女性に優しくないな～」と思っている人は多いはずです。

はい、正にその通りです(笑)。それでは最後の優しくない話をします。

SE会社でも、育休・産休が取得でき、出世も認めてくれるところもあります。まあそれが普通なのですが…。でもですね、そんなSE会社でも要注意！

何故なら、

「子供の都合で休むのを良くないと思っている会社もあるのです」

子供がいると緊急事態で仕事を早退して迎えに行くなどの、急な予定変更は良くあります。

例えば子供を保育園に預けたりしていても、急な発熱で急遽帰らないといけない場面などが挙げられます。あとは朝起きたら子供に熱があったとか、予防接種や定期健診などでも休まないといけないのです。

そしてそういう休みをあまりよく思わない会社も多いのです。まあSEって、とにかく時間を意識する仕事ですので、急な休みや頻繁な休みが迷惑なのはわかります。

そしてそのようなことを繰り返すと、

「最悪クビになることすらあるのです！」

いや～ここまで行くともう悪魔ですよ。

ちなみに私の同期がこのような目に遭いました。私の同期も女性でSEをしており、20代で結婚、妊娠をしました。そして産休を取り、育休を取り、1年後にSEに復帰したのです。

そして復帰後、彼女は毎日8時に保育園に子供を預けて、18時に迎えに行くという生活をしておりました。

そんな中、子供の急な発熱で保育園に子供を迎えに行き早退。子供の予防接種や定期健診でたびたび休む。更には子供が保育園でインフルエンザにかかって数日休むことに…。

私のような女性からするとしょうがないことと分かるのですが、男性にはそれがわからず。非常に同期を責め立てたんですよね。「いくら子供のことでももうちょっと何とかならないか？」とか「それだけ休めるなら俺も子供が生みたいな(笑)」とか言う人までいたのです。

そんなことを言われ続けた同期は、精神的に追い詰められ、更に会社に出勤できなくなりました。そして最終的には会社から出勤日数が少ないことを理由に諭され、会社を去っていったのです。

まあ会社にしたら、あまりにも子供の都合で休むのでクビにしたかったのでしょうね…。

ちなみにこんな変なSE会社は多くは無いですが、決して少なくも無いです。それくらいSE会社って子供のいる女性を理解できないものなのです。

そしてあなたがこんな目に遭いたくなければ、今いるSE会社から他業種の会社に転職するしかないのです。何故ならSE会社であればあるほど、子供のいる女性を理解してくれないからです。逆に言うと、SE会社で無ければもっと子供のいる女性を理解してくれるので、こんな目に遭う可能性は低くなるからです。

残酷なことを言うようですが、結婚や子供を考えると20代女性SEは他業種に転職するのがやっぱり一番なんですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回は、20代女性SEが結婚や子育てを考えるのならば転職すべき理由を解説しました。

それでは今回のまとめです。

• 産前・産後休暇や育児休暇無いSE会社も多い
• 産休・育休制度があっても取れないSE会社も非常に多い
• 産休・育休が取得できても女性が出世できなくなるSE会社も多い
• 出世できても休みが多くなって最終的にクビになるSE会社もある
• 20代の女性SEが結婚して子育てしたいなら他業種に転職するのがおすすめ！

となります。

最後に私からひと言、

「20代の女性SEが結婚して子育てするのなら転職すべきなのです！」

今回紹介した内容は、全て会社が原因です。

産休・育休が取れないのも会社が原因、可能でも取りづらいのも会社が原因、取れても出世できなくなるのも会社が原因なのです。そして子供関連で会社を早退したりして、クビになるのも会社が原因です。

つまり、多くのSE会社は20代の女性SEには結婚しても子供を産むなと言っているようなものなんですよ。

世間にはこんなSE会社が本当に多数存在します。ですので、あなたがもし今20代の女性SEとして働いていて、今子供を作っている、もしくはいつかは子供が欲しいと思っていたら、今すぐ転職への行動を開始すべきなのです。

「そんなこと言ってもまだ時間はあるからまだ転職はいいかな…」

とか言わないでくださいね！

ご存知の通り、時間なんてあっという間にすぎるものです。今子供がお腹の中にいる人なんか、あっという間に子供が生まれてしまいます。そして今から子供をつくるとしても、1年も経てば子供は生まれてきてしまうんですよ！

つまり結婚を意識し始めたり、子供が欲しいなんて思っていると、あっという間に子供が生まれてしまうのです。

「だから私は今すぐ転職活動を始めろと言っているのです！」

具体的には色々とあるのですが、一番手っ取り早いのが転職サイトへの登録です。

SEが転職するとしたら、まずしなくてはいけないのが転職サイトの登録なのです。そして1日5分でも、10分でも時間が取れたら、あなたが希望する転職先を探し続けるのです。

例えば産休が確実に取れる会社、他には育児休暇もOKな会社。更には産後の女性でも出世が出来る会社だったり、子供の都合で休んだり、早退してもOKな会社など。様々な会社を探しておくだけでも、全然違うのです。

「そしてそれくらい出来ないようでは、転職なんて出来ないですよ！」

あなたは子供が好きで、今すぐにでも欲しいんですよね？そしてその子供の未来を考えて、仕事を頑張りたいんですよね？だったら、あなたと子供を不幸に導くSE会社ではなく、他の会社に転職しましょうよ！

折角生まれてくる命、あなたができるだけのことをしてあげて立派に育ててあげてください。

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