下請け企業に勤めている、30代女性SEのあなた!
下請け企業(中小企業)って、本当に辛いですよね。だって元受け(大手企業)にいい様に扱われて、発注もピンハネされて…本当に嫌になることばかりです。どうせ元受けって、指示だけで何もできないクセにねえ…。
まあ下請け企業で更に嫌なことは…
「30代なのに年収が400万円以下なのです!」
これは現実です。実際に地方の下請け企業に勤めている、30代独身女性SEの私の年収は400万円もいかないのです。
う~ん、どうですか?そんな生活想像できますか?
ということで、下請け企業に勤める女性SEの悲しき現実を語らせていただきます。
ということで、今回は私が回答します。
目次
実際の私の年収を暴露
それではまず、私の年収をここで暴露しちゃいます。
実際に下請け企業に勤めている私の年収を見せるのが一番早いですからねw
まず私の年収はですね…
「入社16年目なのに年収は330万円です」
う~ん、非常に低いですね。というか、年収400万円まで全く到達しないです。どちらかというと、年収300万円に近かったです(汗)
毎晩遅くまで仕様書とにらめっこしながら、プログラムを組んでいるのにこの年収なんですよね。本当、嫌になりそうです。
ここら辺で私の年収を、以下に記載します。
- 年齢:35歳(16年目)
- 会社:Aシステム株式会社(所謂地方の中小企業)
- 学歴:専門学校卒
- 年収:330万円
専門学校を卒業して、家の近くのソフトウェアハウスに入ったのが運の尽きでした。当時は高卒の4人が集まって作った零細企業でした。
専門学校では遊びまくって、ビリの成績で卒業した私が入れるのはこんな会社しか無かったのですよ…。
年収330万円だと生活はどうなるの?
35歳で年収330万円の私。
これってどれだけキツイ生活か想像できますか?なかなか想像できないですよね。実際にこの年収で生活してみると…
「ほとんど余裕の無い生活になります」
まあ言葉でいくら語っても分からないので、私の実際の生活を紹介いたします。
まず給料は月23万円の支給となります。そしてボーナスは夏冬の2回支給となり、54万円。合計して年収は330万円となります。
ただし注意して欲しいのが、全て額面となるので実際には給料は月19万円程度となります。
そして私の生活です。
まだ独身なので、1人暮らしをしております。
地方と言えど少し都市部なので月6万円の家賃のアパートに住んでおります。そして光熱費やスマホ代が月4万円、その他ガソリン代などで月3万円。そして会社の飲み会などの交遊費で、月2万円が必要となります。
そうすると、19万円 – 15万円 = 4万円となります。
毎晩22時頃まで、元受け企業の殺人スケジュールに従って働いているのにこの年収です。あの人たちは、20代で年収500万くらいもらっているんですけどね。普通に20代で結婚している人も多いですし。
私は35歳独身で月4万円しか使えないのです…。これでどうやって生活するのか…。
(´;ω;`)ウゥゥ
年収が低いとできないこと
35歳で年収330万円の独身女性SEの私。
そして使えるのは月4万円という、非常に貧乏な生活です。そしてこれだと非常に困ることがあるのです。それは、
「女性としての生活が困ります」
月4万円しか使えないと、女性として外見にお金がかけられず非常に惨めな思いをすることが多いのです。
ということで、どんなことが惨めかを語ります。
惨めなこと1:身だしなみに気をつかえない
1つ目の惨めなことは「身だしなみに気をつかえない」ことです。
月4万円しか使えないと、必要最低限のお金しか使えないのです。そのため、生活が最優先となり、身だしなみは後回しになります。
そうすると…
「服装や化粧が雑になります」
まず服装ですが、あまり数が無いため、1週間に同じ服を2回着るなどがあります。例えば月曜日と金曜日が同じ服だったㇼします。
すると…
「それ月曜日と同じ服だね、好きなの?」
とか聞かれます。
もうめっちゃ恥ずかしいんですよね。本人は気を遣って言ってくれているのかもしれませんが、本当に余計なお世話なんです。
はぁ~
あと更に恥ずかしいのが化粧です。
化粧品なんて、私からしたら高嶺の花です。そのため、化粧品なんてまず買えないのです。ですので、以前買ったものを、ちびちび使っております。
でもそのうち、流石に化粧品も無くなって…
ほぼすっぴんで出勤です。
もうあんまり私を見ないでー!って感じで、次の給料日まで過ごすのです。
またSEなので徹夜もあります。そうすると化粧が落ちてきて、再度化粧をやり直さなくてはいけないこともあります。
でも化粧が無い場合は、そのままです。
30代のおばちゃんがほぼすっぴん状態で、昨日の服のままで朝まで仕事をしていたら…後はご想像にお任せします。
はぁ~SEって…( ノД`)シクシク…
惨めなこと2:貯蓄ができない
2つ目の惨めなことは「貯蓄ができない」ことです。
年収が300万円だと、月に使えるお金に余裕がありません。そのうえ、30代で独身だとそろそろ将来が心配になってくるのです(ここは突っ込んではいけないです)。
そのため、貯蓄を考え出すのです。
…まあ零細企業だしね、うち。
ですが、
「私の貯蓄は35歳にして100万円も無いのです!」
私は20代からコツコツ貯めておりますが、全く貯蓄ができる気配がありません。理由はやはり生活すらいっぱいいっぱいだからです。
更にストレスが貯まると、たまに浪費してしまうのもあります。だって、要件定義を覆してくる客に、殺人スケジュールを出してくる元受け企業がいるんですから…。
もうSEなんて辞めたいです。
上記のことがあって、どれだけお金を貯めても全然安心できるだけ貯まらないのです…。
いつ100万円貯まるんだろう…。
惨めなこと3:お弁当を作ること
3つ目の惨めなことは「お弁当を作ること」ことです。
私は給料が少ないので、お弁当を作っております。そうやって食費を節約しないと生活できないからです。しかし、ここには罠があって…
「お弁当=結婚間近だと思われているのです」
確かに、お弁当を作っているのは家族持ちか、結婚を控えて節約し始めた女性が多いです。そのため、私も結婚間近と思われているのです。
まあ結婚間近な状態がもう5年も続いているのですけどね…
いやいや、こんな下請けSEの生活していたらお嫁になんか行けないですよーってね。だったら、少しは残業を減らして欲しいですよ、ホント。
年収300万円の30代女性SEがすべきこと3選
ここまで読んでいただくと、30代の女性SEが年収300万円だといかに悲惨かが伝わったと思います。
ではこの状況を打破する方法はあるのでしょうか?
「実は3つほどすべきことがあるのです!」
実際に給料を高める方法はたくさんあります。そして今回は効果的な方法を3つほど選んであなたにお伝えいたします。
解決案1:残業をする
単純に給料を増やすことは何かというと「残業をする」ことです。
会社員である限り、給料は労働時間に比例します。そのため、会社員はとにかく残業をすれば給料はある程度上がるのです。
まあSEだったら、何でも理由をつけて残業はやり放題ですからね。デバッグでも、仕様書の確認でも、レビューでも良いですしね。
しかしこれには問題点が…
「私はある程度の役職のため残業がつかないのです」
下請け企業って、残業代がつかないように残業が出ない役職を用意するところが多いのです。特にSE会社はその傾向が強いです。そして10年くらい務めると、強制的に「昇進」という形でその役職に就かせるのです。
そうやって残業代を出さないのです。
はぁ…こんな下請け企業のSEはもう嫌だ…。
解決案2:昇進をする
次の給料を上げる方法ですが「昇進をする」ことが挙げられます。
私どものような、下請け企業の社員が給料を上げる他の手段は昇進があります。30代を超えると、課長や部長が見えてくる企業も多いのです。
「例え下請け企業でも部長クラスになれば年収は600万円は行きます!」
それくらい昇進は凄いです。
でもですね、下請け企業には罠があります。
それは女性だと昇進できないのです。
実際に私の会社で40代の女性SEはいらっしゃいますが、課長代理をもう10年間も続けております。彼女はプログラムも凄くできる、かなり優れたSEなのですが、その地位のままなのです。
彼女より劣った男性SE(彼女と同期)は5年ほど前に課長になっているのにです。
こうやって下請け企業って男性優遇の世界なのです…。
あとは下請け企業は上が詰まりやすいのです。
どういうことかというと、部長は3人と人数が決まっていて、それ以上人数は増えないのです。つまりその3人がいなくならないと、部長が詰まり、課長が詰まりとどんどん昇進できなくなります。
ええ、私の会社は部長はあと10年は定年にならないんですよね…
はぁ~(´;ω;`)
解決案3:転職する
3つ目の給料を上げる方法とすると「転職する」ことが挙げられます。
これは思い切って、今の会社を変えて給与体系が良い会社に転職するのです。そうすることによって、今よりも年収を上げるのです。
「実際に転職することによって年収を100万以上あげることも可能です」
色々と転職した方を見ると、給料を上げる方法とすると転職が一番簡単かもしれないですね。それくらい給料は上がりやすいです。
注意とすると、転職しても年収は上がらないことがあります。ですので、転職する先はキチンと見極めて転職する必要があります。
結局年収を上げるにはどうすれば良い?
先ほどは年収を上げる方法を3つほど紹介しました。
それでは結局一番良い方法はどれになるのでしょうか?残業?昇進?
一番良いのは…やはり、
「転職をすることです」
理由とすると、年収が低い原因というのは、会社が原因の可能性が高いです。
考えてみてください?
先ほどの残業の話、昇進の話もそうですが、全て会社が起因となっております。つまり、その会社を買えない限り解決しない問題なのです。
また厳しい話ですが、下請け企業だと年収は頭打ちです。
ITベンチャー企業のような勢いがある会社ならばいざ知らず、歴史だけあるけど儲かっていない会社は年収テーブルが決まっているため今以上の年収は望めません。
つまり、あなたの年収が低いのは、あなたの会社自体が原因なのです。
でも転職しても、年収があがらなかったらどうしよう!いやもっと下がったらどうしようと思っているあなた!
大丈夫です、大手の転職サイトを使えばそんなことは無いです。
転職で失敗している人のほとんどは、実際に会社に直接行ってみたり、全く有名じゃない転職サイトを使っているのです。そういうところっていくらでも嘘がつけるので、失敗が多いのです。
しかし大手の転職サイトは違います。
大手の転職サイトは、信頼できる会社を紹介しないと自分の評判が落ちます。ですので、絶対に嘘を言わない会社しか紹介しないのです。
ですので大手転職サイトを使えば、騙されて年収が下がったというようなことは無いのです。誰も適当な嘘をつく会社を紹介して、信用を失うのは嫌ですからね…。
そしてもしあなたが少しでも今を変えたいと思っていたら、すぐに行動してください!
でも勘違いして欲しくないのが、ガンガン企業にメールしろとか言っているわけではないです。
私は、とにかく今何かしらのアクションを起こす必要があると言っております。
例えば先ほど紹介した大手転職サイトに今登録するなどが挙げられます。転職に成功している人は、とにかく思い立ったら行動しております。ですので、とにかく行動することが大事なのです。
そしてそれくらいのことができないと、転職は成功しません。後でいいや…とか思っていたら、永久に今の会社のままですよ?それでも良いのですか?
ちなみにですが、大手の転職サイトは「登録無料」です。あなたが少しでも「年収を上げたい!」と思っているのでしたら、すぐに登録しましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、年収が低くて嘆いている、下請け企業、零細企業、中小企業の30代女性SEを紹介しました。
それでは今回の復習です。
- 私の年収は35歳で330万円
- 年収330万円だと生活はかなり厳しい
- 貯蓄もできず身だしなみにお金がかけられない
- 年収を増やすには残業・昇進・転職が良い
- 一番のおすすめは転職となる
となります。
う~ん、やっぱり下請け企業になんて入るべきでは無いんですね。そしてSEなんかやるもんじゃないです。この記事を書いていて、改めて再認識しました。
そして私あkら、
「35歳で年収330万円は本当にどうにかしたいです!」
私は今の下請け企業で、ずっと耐えてきましたがやはりこの年収はおかしいと思います。だって他の中小企業では、私と同じ年齢、同じレベルの人が年収400万円~500万円くらいもらっていますので。
この差ってやはり会社の差かと思います。
やっぱり会社を変えないと、年収って上がらないです。
そして最後に一言、
「あなたが年収を上げたいのでしたら、今すぐ転職サイトに登録をしましょう!」
あなたの年収を上げるには、とにかく転職しか無いのです。
でも失敗したらどうしよう…なんて後ろ向きにならないでください。
誰でも不安はあります。しかし、まず行動しなくては何も始まらないのです。転職はとにかく早めに行動さえすれば、成功の確率は高くなるものです。
ですので少しでも気になった今、登録すべきなのです!
今行動しなければ0ですが、少しでも行動すればそれは1にも100にも広がります。もしあなたが「今」を変えたければすぐに大手転職サイトに登録しましょう!
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